イグアス、MONO-Xと提携しノーコード開発ツール『MONO-X One』を独占販売
株式会社イグアスが、株式会社MONO-Xが開発したノーコード業務支援ツール『MONO-X One』の販売を始めました。5月8日から総代理店としてのスタートを切ったこのツールは、プログラミングの知識が無い方でも直感的に業務アプリを作成できることが特徴です。
『MONO-X One』の概要
『MONO-X One』は、業種を問わず多様な企業の業務フローに対応できる優れた機能を備えています。具体的には、基幹システムとのリアルタイムデータ連携やマルチデバイス対応が可能で、PCやスマートフォン、タブレットなどからアクセスできます。さらに、既存のIBM iシステムに直接導入できるという特長もあります。
ノーコード開発の利点
このツールの一番の魅力は、エンジニアリングスキルが不要であることです。
マウス操作だけで迅速にアプリが開発でき、業務を効率化するのに役立ちます。データベースへの直接リンクにより、APIを介することなく基幹システムと業務アプリの連携を約5倍の速さで実行できることが実証されています。これにより、社内システムの運用効率を大幅に向上させることが期待されています。
市場での背景
現代の企業は、オンライン化や自動化を進めることが急務となっています。しかし、取引先システムとの互換性の問題やエンジニア不足がネックとなっている現状があります。『MONO-X One』は、これらの悩みを解消するソリューションの一助となるでしょう。
利用方法と導入パターン
MONO-X Oneを利用する方法は二つあります。第一の方法は、クラウド上でアプリを開発し、IBM iの既存データベースやプログラムと連携すること。第二の方法は、IBM iに直接MONO-X Oneを導入してオンサイトでアプリ開発を行うことです。これにより、顧客の多样なニーズに応えることが可能です。
企業のコメント
MONO-Xの藤井星多氏は、『MONO-X One』が多くの企業にフィットし、業務効率化やDX推進を支援するシステムとして評価されていると述べています。また、イグアスの矢花達也社長も、この製品がIBM iユーザーにとって有効な解決策であることを強調し、販売活動を推進していく意向を示しています。
まとめ
この『MONO-X One』があれば、エンジニアがいなくても誰もがスムーズにアプリを開発できる時代がやってきます。イグアスとMONO-Xの共創により、多くの企業がデジタル化を進めるきっかけとなることでしょう。興味がある方はぜひお問い合わせください。