次世代を担う子どもたちのための起業家教育プログラムが始動
豊橋信用金庫(愛知県豊橋市)は、2024年11月2日と3日に、地域の小学生と中学生を対象にした無料の早期起業家教育プログラム「TOYOSHIN STARTUP SCHOOL(通称:とよスタ)」を開催します。このプログラムは、子どもたちがビジネスの世界を学びながら実践的な体験を積むことを目的としています。
プログラム概要
今回のプログラムは、昨年度初めて中学生を対象に実施され、大変好評を博しました。今年度はさらに小学生(小学4~6年生)向けに活動を拡充しました。それぞれの開催日には、最大24名を受け入れる予定ですが、応募者が多い場合は抽選となります。
家族や地域コミュニティが未来を支えるこのプログラムは、豊橋市の中心部にある「MUSASHi Innovation Lab CLUE」で行われます。会場へのアクセスはJR・名鉄「豊橋駅」から直結しており、参加者にとって便利なロケーションです。
参加者の特典とは?
「TOYOSHIN STARTUP SCHOOL」では、1日で8時間にわたるプログラムを通じて、参加者は以下の活動を行います。
1. 企業の設立
2. 商品のアイディア開発
3. 市場調査の実施
4. ビジネスプランの作成
5. 物品の仕入れと商品制作
6. 商品PR
7. 販売活動
8. 決算と振り返り体験
最後には、豊橋信用金庫の現役職員に対してプレゼンテーションを行い、フィードバックを受ける機会も設けられています。この一連の流れを通じて、子どもたちはビジネスの基本を体験し、チームワークやお金の大切さを学ぶことができます。
「早期起業家教育」の重要性
このプログラムの監修を行うのは、株式会社セルフウイングの代表取締役、平井由紀子氏です。彼女は、若年層向けに起業家教育を専門に研究しており、子どもたちが自らのキャリアを主体的に考える力を育む重要性を唱えています。プログラムは子どもたちが「不確実性の時代」を生き抜くための力を養うことを目指しています。
豊橋信用金庫は、この教育プログラムを通じて、地域の未来を担う若者たちがチャレンジし続けることができる社会を育みたいと考えています。現代社会では、子どもたちがビジネスや経済について学ぶ機会が限られていますが、このプログラムを通じて「お金」や「仕事」についての理解を深め、多くの子どもたちに夢や目標を持たせることを目指しています。
申し込み方法・開催日について
参加を希望する方は、専用の申込フォームに必要事項を記入し、10月14日までに申し込む必要があります。その後、抽選結果は10月16日に通知されます。関心のある方は是非、早めに応募を検討してください。
このプログラムを通じて、豊橋市とその周辺地域における次世代のリーダーとしての芽が育まれることを期待しています。未来に目を向け、共に歩んでいく子どもたちを支えるこの取り組みに、ぜひご注目ください。