サプライチェーンの安全
2025-08-07 18:19:21

サプライチェーンセキュリティを支援する新サービスを開始しました

大企業を脅かすサプライチェーン攻撃対策



新サービス「SCAN DOG」の提供開始



株式会社ガーディアンは、2025年8月8日より大企業向けにサプライチェーン全体のセキュリティ対策を支援する新サービス「SCAN DOG」(スキャンドッグ)を開始します。このサービスは、大企業のサプライチェーンを構成する中小企業の脆弱なホームページを診断し、サイバー攻撃の危険性を減少させることを目的としています。

深刻化する連鎖型サイバー攻撃の現実



最近のサイバー攻撃では、標的となる大企業のセキュリティ対策がなされていても、関連企業や取引先でのセキュリティの甘さが大きな脅威となっています。例えば、中小企業のホームページセキュリティが不十分だと、そこから連鎖型のサイバー攻撃が引き起こされ、業務停止や情報漏洩といった深刻な被害につながります。また、ガーディアンの調査によると、約38.6%の中小企業がログイン情報を露出する危険な状態にあり、63.4%がセキュリティ対策を行っていないという結果が出ています。

SCAN DOGの2つのサービスプラン



「SCAN DOG」には、2つのサービスプランが用意されています。まずは「ライト版」で、これは大企業が取引先の中小企業の早急なセキュリティ診断を実施するためのものです。初回 1〜100社までは無料で提供され、約10営業日程度で診断結果を報告します。

次に「正規版」では、約300項目にわたる詳細な脆弱性診断を行い、継続的なセキュリティ管理体制を構築します。こちらは1社あたり30万円(税別)からの料金設定となっています。さらに、危険な箇所が見つかった場合には、安全なホームページ運用を提案する「SCSC Dog」というサービスも同時に提供されます。

新基準としてのセキュリティ管理



ガーディアンは、大企業と取引先の新たな信頼基準として「セキュリティ基準」を設ける重要性を訴えています。取引先の脆弱性が直接的に大企業の信頼を損ねる時代、不透明なリスクを見極めるためには、より強力なセキュリティ施策が不可欠です。取引先に対する適切な管理策を講じることで、企業全体のセキュリティを強化し、リスク管理の新たな基準を設けることが求められています。

大企業と中小企業の協力



サプライチェーンセキュリティが企業運営における重要な課題となる中で、ガーディアンは中小企業向けの簡易診断から防衛管理まで、一貫したサポートを提供します。特に、サプライチェーン攻撃による年間被害が1000億円を超えるとの試算もあり、ガーディアンは中小企業を全面的に支援することで、大企業の安全も確保する必要があると考えています。これにより、企業全体のセキュリティレベルを向上させることが期待されています。

まとめ



新サービス「SCAN DOG」を通じて、大企業の取引先や関連企業のセキュリティ体制を強化し、より安全なビジネス環境の構築を目指します。企業全体が連携し、効果的なセキュリティ対策を実施することで、サイバー攻撃への備えも万全となるでしょう。詳細については、こちらのリンクからご確認ください。


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会社情報

会社名
株式会社ガーディアン
住所
東京都中央区京橋3-9-5永井ビル8F
電話番号
03-6228-7875

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