新発表! 「StarSense Autoguider」による自動天体観測の新時代
総合光学機器メーカーである株式会社ビクセン(埼玉県所沢市)が、天体観測の楽しみを広げる新たなアクセサリー、「StarSense Autoguider」を8月1日に発売しました。この製品は、セレストロン社製の天体望遠鏡と連携して使用することで、見たい天体を自動で視界に導くことができ、撮影中の天体の動きにも自動で補正をかける優れた機能を備えています。
天体観測のハードルを下げる
初心者はもちろん、アライメントの設定に不安を感じる方や、街明かりで星が見えにくい方にとって、この「StarSense Autoguider」はまさに救世主です。また、PC接続なしで簡単にオートガイドができるため、手軽に高品質な天体観測が楽しめます。
StarSenseテクノロジー
この製品には、天体望遠鏡のアライメントをわずか3分で終わらせる「StarSenseテクノロジー」が搭載されています。NexStar+ハンドコントローラーやWi-Fi接続機能を活用することで、観測設定もスムーズに行えます。街中でも、明るい星を認識できるソニー製の裏面照射型CMOSセンサーが使用されており、周囲の条件にかかわらず高い精度でのオートアライメントが実現可能です。
極軸調整機能の充実
「StarSense Autoguider」では、極軸のズレも自動的に検知します。セレストロン社製赤道儀に接続すれば、NexStar+ハンドコントローラーによって調整手順が指示され、簡単に精密な極軸合わせができます。この機能により、撮影したい天体をより正確に追尾することが可能になります。
オートガイド機能
予定通りに撮影を進めるための「オートガイド機能」は、この製品の魅力の一つです。目標天体を視野に導入すると、自動でガイド星を選定し、それを基にした補正が行われます。これにより、撮影中でも常にズレを監視し、必要な補正が自動的に行われます。情報はNexStar+ハンドコントローラーにリアルタイムで表示されるので、安心して観測を続けることができます。
正確で迅速な導入
また、StarSense Autoguiderを使用することで、目標天体を視野の中心に直接導入する「正確なGOTO」機能が強化されています。今までの製品に比べて、目標接近が格段にスピードアップし、確実な天体観測をサポートします。
優れた光学設計
製品の設計には著名な光学デザイナー、マーク・アッカーマン氏が関わっており、4枚の高品質レンズを使用しています。コンパクトながらも素晴らしい視界を提供し、レンズには2インチのフィルター装着用ネジも搭載されています。
対応機種
「StarSense Autoguider」は、セレストロン社製のさまざまな天体望遠鏡に対応する設計ですが、特定の機種には非対応となっていますのでご注意ください。最新の天体観測を手軽に体験できるこの製品、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか?
詳しい情報はビクセンの公式ウェブサイトで確認できます。