NPOキミトが新たな挑戦!書籍『家裁のデタラメ』と限定缶バッチの販売
特定非営利活動法人アートで社会問題を解決する会、通称NPOキミトが、社会の抱える問題に対して新たな挑戦を始めました。彼らは、「出版と物販」を通じて、実子誘拐問題や家庭裁判所の実態についての理解を広めることを目指しています。今回は、彼らの新書籍『家裁のデタラメ』の発売を記念して、限定の缶バッチを販売することが発表されました。
書籍『家裁のデタラメ』とは?
この書籍は、令和5年2月24日に発売が予定されており、家裁で実際に起こる出来事や、そこに潜む問題を掘り下げています。特に気になるのは、書籍に収録されるエピソードの一部。ある調停委員が投げかけた質問「なぜ、お子さんに会いたいのですか?」が示すように、家裁での調停はまるでブラックボックスのようで、外部からはその実情が見えづらくなっています。実際、この書籍では、あなたの税金が使われている政府機関で毎日起こっている理不尽な出来事を明らかにし、社会にその事実を伝えていくことが目的です。
実子誘拐問題への取り組み
NPOキミトは、実子誘拐がない社会を目指し、国会議員への陳情活動も行っており、77年ぶりの民法改正に向けた努力を続けています。しかし、好きなだけはっきりとは話せない社会的な偏見が、この問題に対する理解を妨げています。特に、被害者の約9割が男性であるという実態は、一般には理解されにくい部分があります。つまり、世間の常識では「男性が加害者、女性が被害者」として捉えられがちですが、この問題にはもっと多面的な姿が存在するのです。
これらの取り組みを進める中で、NPOキミトは夏にチャリティーグッズ通販サイト「チャリ通」をオープンしました。そこで販売されたオリジナルトートバッグは、たった2日間で完売するほどの人気となり、いかに社会がこの問題に関心を寄せているかを示しています。
缶バッチの販売について
今回発表された缶バッチは、書籍『家裁のデタラメ』の発売を記念して製作されたもので、限定50個の販売が行われます。缶バッチは直径44mmのサイズで、自立型スタンドが付いており、ジャケットなどに合わせてもおしゃれに使えるアイテムです。価格は一個250円で、その中に寄付金130円が含まれています。もちろん、普通郵便の配送手数料も別途必要です。
このように、NPOキミトは新しい試みを通じて、誰もが社会に関与し、意義ある活動を行えるような環境を作り出していきたいと考えています。彼らの行動が、実子誘拐問題や家庭裁判所の現実を知るための新たな窓口となれば幸いです。
お問い合わせ先
興味がある方は、ぜひNPOキミトの公式サイトを訪れて、書籍や缶バッチの詳細をチェックしてみてください。彼らの活動が、少しでも多くの人々に届き、社会問題についての意識が高まることを願っています。