FDE Excellence Programが日本のAI業界に新風を吹き込む
2026年5月1日、Foundry Labs株式会社は、FDE(フォワード・デプロイド・エンジニア)組織の育成を目的とした『FDE Excellence Program』の提供を開始しました。このプログラムの第一号導入先として日本のAI業界において先駆的な役割を果たしている株式会社LayerXが選ばれ、全5回の研修を完了しました。
FDEモデルとその背景
FDEモデルは、エンジニアが顧客組織に直接入り込み、AIを実際のビジネス環境に導入する手法として、近年世界的に普及しつつあります。しかし、FDEモデルが模倣されても成功しないケースも多く見受けられます。その理由は、モデルの重要な一部であるデプロイメント・ストラテジスト(DS)の役割について、十分理解されていないからです。DSは、AI技術が解決すべき「価値のある課題」を見極める重要な役割を担っています。
この『FDE Excellence Program』は、FDEとDSという2つの役割を同時に育成する国内でも数少ない取り組みです。
プログラムの詳細
『FDE Excellence Program』は、特にエンタープライズAI企業に焦点を当てた研修プログラムです。以下にその主要な内容をまとめます。
- - 研修形式:全5回のワークセッション(対面・リモート参加可能)。言語は英語+同時通訳、またはバイリンガルで供給されます。
- - 対象:エンタープライズAI企業のFDE、DS、顧客対応チーム(8〜15名程度)
- - 内容:
- 顧客に提案する前の計画見直し手法「マーダーボード」
- ステアリングコミッティの運営
- FDEとDSの役割設計
- KPIディスカバリー
- 複利効果のあるナレッジマネジメント手法
- デプロイメント人材の採用法
毎回、参加者は実案件を元に実務に即した成果物を作成します。
第一号導入先:LayerXの取り組み
LayerXは、日本のAI分野におけるFDEモデルの先駆者です。Ai Workforce事業部では、エンタープライズAIの導入を担う専任のFDE組織を立ち上げ、ブログ、ポッドキャスト、登壇を通じてFDEモデルの意義を広める活動を行ってきました。今回の研修プログラムを通じて、すでに優れた成果を上げているチームが、さらにDSとしての能力を向上させることを目指しています。
クラウリーCTOのコメント
Foundry LabsのCTO、デクラン・クラウリー氏は、「FDEモデルが模倣されているのは当然であり、日本でその価値を最も理解しているのはLayerXです。本プログラムが最先端の組織構築に寄与できることを期待しています。」とコメントしています。彼のバックグラウンドは、FDEモデル発祥の企業であるPalantir Technologiesでのデプロイメント・ストラテジストとしての経験から来ています。
今後の展望
Foundry Labsは、国内外のAI企業からの問い合わせを本日より受け付け始め、2026年中に複数回のプログラム提供を計画しています。この取り組みに参加することで、AI導入の最前線で求められるスキルを身につける機会を得ることができます。
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