日本オーチス・エレベータ新社長就任のご案内
日本オーチス・エレベータ株式会社は、このたび新たにパトリック・ヨング(Patrick Yeung)が代表取締役社長に就任したことを発表しました。日本オーチスは、エレベーターやエスカレーターの新設・据付・保守・改修を手掛ける、世界的なリーディングカンパニーであるオーチス・ワールドワイド・コーポレーションの日本法人です。
ヨング社長は、今後日本オーチスの全事業に責任を持つこととなります。彼は日本進出以来、オーチスのコアバリューである「安全」「倫理」「品質」に基づくビジネス成長に向けた戦略的方向性を打ち出すことが期待されています。自身も「オーチスは世界でも高い評価を得ており、その実績をさらに強化していくことを誇りに思っています」とコメントしており、社員一丸となって顧客との関係を育む考えを示しています。
ヨング社長の経歴
カナダ・モントリオールにあるマギル大学で電気工学を学んだヨング氏は、2006年にオーチス・カナダに入社しました。彼のキャリアは現場研修生としてスタートし、保守部門のスーパーバイザーを経て、2009年から2018年にかけては様々な役割を果たしました。また、オーチス・カナダのバイスプレジデント兼マネージングディレクターに就任するなど、重要な地位でも活躍してきました。
特に彼の在任中は、トロントの「エグリントン、ライトレール交通システム」やモントリオールの「モントリオール交通公社」といった大型インフラプロジェクトの受注に成功し、会社の財務状況と継続的成長に大きく貢献した実績があります。
日本市場での展望
オーチスは、エレベーターとエスカレーターの製造から保守、改修までを手掛け、世界中でおよそ230万台をメンテナンスしています。毎日約23億人がオーチスの製品を利用しており、居住・商業施設や交通施設など、あらゆる場面で「人の移動」に関わっています。
今後の日本オーチスにおいては、ヨング社長のリーダーシップのもと、業務のさらなる横断的展開や、新たな技術の導入が期待されており、エレベーターおよびエスカレーター業界でのポジションをより一層強化することが見込まれています。
公式ウェブサイト(
www.otis.com)や各種ソーシャルメディアでの情報配信を通じて、出発したばかりの新たな挑戦に是非ご注目ください。