カウラ株式会社が先端技術実証ラボ「カウラ・ラボ」を新設

カウラ株式会社が新しいビジネスモデルの実証ラボを開設

カウラ株式会社は、先端技術の実証を目的とした「カウラ・ラボ」を新たに設立しました。このラボは、ブロックチェーンやIoTといった先進的な技術を中心に、デジタルトランスフォーメーションを推進するための組織です。カウラ・ラボは、特にシェアリングエコノミー、マイクロペイメント、ロボアドバイザーの3つの領域にフォーカスし、これらに関連する革新的なビジネスモデルを模索しています。

ブロックチェーンとIoTの融合によるイノベーション

カウラ株式会社は、ただ技術を提供するだけでなく、ビジネスモデルの革新も重視しています。この視点から、カウラ・ラボでは、技術的なバックグラウンドを有する専門家たちが連携し、新たなビジネスアイデアの立案と実行を推進していきます。また、これにより中小企業やスタートアップにも新たなビジネスチャンスが提供されることを目指しています。

マイクロペイメント・プラットフォーム「SMP」

新設されたカウラ・ラボでは、イーサリアム基盤のマイクロペイメント・プラットフォームであるSMP（Smart Market Protocol）の開発も進めています。このプラットフォームは近日中にオープンソース化される予定で、開発責任者はエバンジェリスト型MVE（Minimum Viable Ecosystem）の推進を担当する町浩二氏です。彼はイーサリアム・スマートコントラクト開発のリーダーとして知られており、プラットフォームの完成度向上に寄与します。

国際的な提携で活動を拡大

カウラ株式会社は、最新のブロックチェーン技術を得るために、英国のKAHM社と提携しました。これは、3月6日に発表されたもので、今後はヨーロッパやアメリカの企業とも連携し、活動の領域をさらに広げていく計画です。このような国際的な提携を通じて、技術の研鑽を行い、ビジネスモデルの進化をさらに促進させる狙いがあります。