鳥羽商船高専の新しい交流のカタチ
2024年1月15日、三重県鳥羽市にある鳥羽商船高等専門学校で、日本とASEAN諸国をつなぐ「JENESYS2025 日本・ASEAN学生会議」の参加者が同校を訪問しました。この交流プログラムは、参加者が互いの文化を理解し、共通の課題について議論することを目的としています。特に、今回は「教育・デジタル技術」をテーマにした活動が展開されました。
鳥羽商船高専の教育への取り組み
日本とASEANの学生たちが国際的な視野を広げるため、鳥羽商船高専では教育のデジタル化が進められています。同校では、Project Based Learning(PBL)を通じて、地域の課題解決に貢献できる実践的な技術者を育てています。特に、三重県の主な産業である農業や水産業において成果を上げる取り組みが行われており、現場での技術力を養っています。
今年3月に竣工した最新の練習船「鳥羽丸」も、そのような取り組みの一環。学生たちはこの船を利用して、実践的な教育を受けています。この船は、次世代の海事人材育成に貢献する重要な施設として期待されています。
視察の詳細
当日は、ニコルソン・ショーン・チャールズ准教授が学校の成り立ちや教育方針を学生たちに説明しました。その後、情報機械システム工学科の学生が、過去のデジタル化に関する取り組みの事例を紹介しました。
こうした発表に対して、ASEANの参加者からは多くの質問が寄せられ、双方にとって価値ある意見交換が行われました。学生たちは、実践的な教育に触れることで、日本の先進的な教育システムについて直に学ぶ貴重な機会を得ました。
練習船「鳥羽丸」の見学
続いて、参加者たちは練習船「鳥羽丸」を訪れました。船長の齊心俊憲氏や機関長の山野武彦氏の案内で、船上の様々な施設を見学。エンジン制御室や船橋など、実際に使用される場所を見て回る貴重な経験をしました。参加者たちは、日本の海事教育の実際を視覚的に理解し、感動を覚えた様子です。
感想と今後の展望
視察を終えた参加者からは、「とても貴重な経験だった」と感謝の言葉が多く寄せられました。また、デジタル技術に関しては非常に興味深い内容だったとともに、日本文化の表現に触れたことが印象に残った様子でした。今後も、このような交流が続くことで、日本とASEANの関係が深まり、互いに学び合う機会が増えることが期待されます。
終わりに
JENESYS2025は、国際理解を深める重要なプログラムです。このような取り組みを通じて、次世代のリーダーが育成されることが望まれます。交流を通じて築かれた友情や理解が、アジア地域の平和と繁栄に繋がることを願っています。