新型手術ロボット導入
2026-06-12 14:36:04

大阪国際がんセンターが新型手術ロボット『ダビンチSP』を導入

大阪国際がんセンターが手術ロボットを新たに導入



大阪国際がんセンターは、患者さんの負担を軽減するため新型手術支援ロボット「ダビンチSP」を導入したと発表しました。これでダビンチは4台体制となり、臨床研究で使用される「hinotoriサージカルロボットシステム」を含めると5台体制となります。これにより、同センターではロボット手術の年間件数が1,000件に達することを見込んでいます。

ロボット手術の利点とは


がん治療において手術は重要な役割を果たしますが、従来の手術方法では痛みや身体への負担が大きくなりがちです。このため、低侵襲手術と呼ばれる方法が登場しました。「ロボット」を使った手術では、小さな穴から器具とカメラを操作し、通常の手術と比較して体への影響を最小限に抑えることが可能です。この技術により、手術中の視野が広がり、より精密な操作が実現します。これにより、出血量を軽減し、回復時間が短縮されます。

特にダビンチSPを使用することで新たに手術できる部位も増え、患者に優しい手術が提供されます。これにより、患者の入院期間の短縮と治療成績の向上が期待されます。これまでのダビンチXiでは必要だった4つの穴を開ける手術に比べ、ダビンチSPは一つのアームから一つの穴で手術が行えるため、さらなる負担軽減が可能になりました。

新しいロボットの特長


ダビンチSPは、新たに開発された手術ロボットで、アームが1本になりました。この変更により、手術時にアーム同士がぶつかることがなく、さらに狭い場所での操作が容易となっています。これまで手術が難しかった喉や乳腺の手術も、今後は対応可能となり、患者にとって選択肢が広がりました。

大阪国際がんセンターでは、患者さんの状態や手術する部位に応じて、ダビンチXiと併用しながら適した機種を使い分け、質の高い医療を提供することを目指します。

今後の展望


この新しいロボットは、大腸外科や乳腺外科、頭頸部外科、呼吸器外科、婦人科など多岐にわたる領域でまず活用していく予定です。特に必要な患者さんのニーズに応えることで、質の高い医療を提供することができると期待されています。今後の導入で、年間1,000件のロボット手術実施が見込まれています。

関係者の声


大阪国際がんセンターの消化器外科副部長である賀川義規氏は、次のように語っています。「外科手術は、手術の方法が大きく進化しています。大阪国際がんセンターでは2013年からロボット手術を導入し、2026年にはダビンチ手術の累計件数が5,000件に達する見込みです。ダビンチSPの導入によって、これまで以上に精密で身体に優しい手術を提供できるよう努めていきます。」

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【電話】06-6945-1181
地方独立行政法人 大阪府立病院機構
大阪国際がんセンター
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