JICOの音の進化
2020-11-10 10:00:15

JICOが提案する新たな音を追求するカートリッジの進化とは

JICOが提案する音の探求



2021年春、レコード針の製造を手がけるJICOが、SHURE社の44モデル用の交換針とカートリッジをリリースしました。この新製品は、JICO独自の音を追求する過程で進化を遂げてきたものです。ブランドとしてのアイデンティティを再確認し、ユーザーに響く音を届けることに力を入れています。

音質の探求


JICOは長年にわたり「Replacement Stylus」のメーカーとして知られてきましたが、最近では「JICOの音」とは何かを問い直すようになりました。音楽の未来にビジョンを持つJICOは、リスナーが期待する音を生み出すことを目的としています。顧客からの期待に応え、音楽愛好者に新たな体験を提供する姿勢が、商品開発の原動力になっています。

カスタムショップの誕生


さらに、JICOは2021年に「カスタムショッププロダクツ」という新しいブランドを立ち上げました。このラインでは、高品質かつ洗練された製品を提供することを目指し、そのためのシンボルとしてカスタムショップロゴが開発されています。この新ブランドが多くのファンに認識されることで、JICOの特徴ある製品群が際立つことを期待しています。

SHURE 44モデルへのリスペクト


2018年に、SHURE社がフォノカートリッジの生産終了を発表した時、JICOの多くのファンが悲しみに包まれました。しかし、その約2年半後にJICOはSHURE社の44モデルに敬意を表し、純正交換針と同じ仕様を持つカートリッジを発表しました。知名度の高いSHURE社の技術を尊重しつつ、顧客の期待に応え続ける姿勢が際立っています。

J44DとJ44A


新製品には、J44DとJ44Aという2つのモデルが登場しています。
  • - J44D: 優れた定位感と広がりを持つサウンドが特徴です。
  • - J44A: 迫力のある低音を持ち、多彩な音楽性を楽しむことができます。
いずれのモデルも、SHURE社のM44GやM44-7に匹敵するスペックを持っており、アナログレコードファンにはたまらないアイテムとなるでしょう。

オリジナルに近づくための努力


JICOの取締役社長、仲川幸宏は、44モデル開発の経緯について「SHURE社が撤退したことで、JICOがその穴を埋めるべきだという声が集まった」と語ります。また、理由はサウンドの遜色のない再現性を追求するために、フォルムとスペックにこだわりを持ち続けることだと明言しました。

新たな挑戦と今後の展望


私たちは今後もJICOの音の探求を続け、アナログレコードを楽しむための新しい空間を提供するためのさまざまな製品を開発する予定です。「あれば嬉しい」「あれば愉しい」製品を生み出していくことを目指しています。

JICOのハイエンド製品


また、JICOは高級なMCカートリッジを開発中で、ボロンとジルコニアといった素材を使用することで、これまでにない音質を実現しようとしています。その結果、「JICOの音」とも言うべき、個性的なサウンドを提供することが期待されています。

最後に


日本の伝統技術と先端加工技術の融合による新しいカートリッジを体感してみませんか。JICOは、音楽愛好者の期待に応え、さらなる進化を続けていきます。これからのJICOにご期待ください。

会社情報

会社名
日本精機宝石工業株式会社
住所
兵庫県美方郡新温泉町芦屋100番地
電話番号
03-5962-3810

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