クレディセゾンの快挙
2025-04-14 15:49:25

クレディセゾン、三年連続でDX銘柄選定の快挙を達成

クレディセゾン、三年連続でDX銘柄選定の快挙を達成



株式会社クレディセゾンが、経済産業省・東京証券取引所・情報処理推進機構が選定する「デジタルトランスフォーメーション銘柄(DX銘柄)2025」に、三年連続で選ばれたことを発表した。この選定は、企業がデジタルの力を通じていかに価値を高めているかを示すもので、同社の持続的な努力が評価された結果である。

内製開発チーム「テクノロジーセンター」の拡大



クレディセゾンの成功の要因として、内製開発チーム「テクノロジーセンター」の拡大が挙げられる。業務に精通した社員を育成し、市民開発者としての役割を持つことで、社員一人ひとりが主体的に業務改善に取り組む環境を整えてきた。これにより、業務フローの見直しや新システムの導入が加速され、組織全体にわたるデジタル変革が進められている。

バイモーダル戦略によるしたたかさ



この会社は、安定性と柔軟性を兼ね備えたバイモーダル戦略を採用している。この戦略により、会社全体を巻き込んだDX実現体制が構築されており、IT部門とDX部門の統合が進められている。これにより既存システムの内製化が進み、経営・事業の両面を支えることが可能になっている。

情報発信による透明性の確保



クレディセゾンでは、経営者と現場エンジニアが連携し、情報発信を積極的に行っている。DX特設ページや公式ブログを通じて、投資家やステークホルダーとのコミュニケーションを強化し、透明性を高めている。このような姿勢が、企業の信頼性向上に寄与しているのだ。

社内API基盤の開発



基幹システムをラッピングする社内API基盤を内製開発に切り替えるという一大転換も、成功を収めた要素である。これにより、運用コストの低減が実現し、結果的に業務のスピードと効率が向上した。

2030年に向けたビジョン



クレディセゾンは2030年に向けて、「GLOBAL NEO FINANCE COMPANY」を目指している。このビジョンは、金融を中核としたグローバルな総合生活サービスグループを志向し、パートナーシップによる経済圏を構築することを目指している。

業務プロセスの改善



また、生成AIを活用した業務プロセスの大胆な改善にも取り組んでいる。業務オペレーションの変革を進めることで、より優れた顧客体験の提供を目指している。これにより、内製開発で蓄積した知識が全社に展開され、全社員によるDX実現に向けての動きが続けられる。

クレディセゾンのDXに対する取り組みは、デジタルを活用した新たな価値創造の始まりであり、企業としての成長可能性を大いに示唆している。これからも同社の動向に注目していきたい。



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会社情報

会社名
株式会社クレディセゾン
住所
東京都豊島区東池袋3-1-1サンシャイン60・52F
電話番号
03-3988-2111

トピックス(経済)

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