眼球運動で運転能力を測定！MEDEMIL Drive™先行受注開始 - 医療系スタートアップが描く未来-

眼の動きで運転能力を測る！MEDEMIL Drive™が先行受注開始

株式会社MEDEMIL（本社：東京都新宿区）が開発した、眼球運動解析による運転能力測定装置「MEDEMIL Drive™」の先行受注生産販売が2024年7月1日に開始されました。

MEDEMIL Drive™は、高齢者の自動車運転事故や、バス・タクシー・トラック事業者の安全運転対策に貢献する画期的な装置として注目を集めています。

わずか90秒で運転能力を評価

MEDEMIL Drive™は、ドライバーの眼球運動を解析することで、運転に必要な視覚能力だけでなく、認知能力、注意力、判断力といった脳機能を複合的に評価します。装置のゴーグルを90秒ほど覗くだけで、運転能力をスコア形式で定量的に測定できます。

多様な場面で活用できる機能

MEDEMIL Drive™は、運転能力測定モードに加え、視界の測定に特化した視界測定モード、ゲーム感覚で眼球運動や奥行き知覚をトレーニングできるトレーニングモードも搭載しています。

導入のしやすさが魅力

操作が簡単で、ボタンを押すだけで全自動で測定が開始できるため、専用のスタッフは不要です。スタンドアロン設計でオフラインでの動作にも対応しており、セキュリティ面でも安心です。

医療系スタートアップの挑戦

MEDEMIL Drive™の開発は、東京医科大学の医学生2人による自主研究から始まりました。2019年に社会問題となっていた高齢者の自動車運転事故の解決を目指し、眼球運動解析に着目して研究を開始しました。

その後、U-22プログラミング・コンテスト2020で経済産業大臣賞を受賞し、社会実装に向けて2023年に株式会社MEDEMILを設立しました。