エシカルファッションと福祉
2021-08-19 10:00:07
エシカルファッションがつなぐ心と仕事の輪 - チャリティープロジェクト始動
エシカルファッションがつなぐ心と仕事の輪 - チャリティープロジェクト始動
エシカルなファッションブランド「KUDEN by TAKAHIRO SATO」が新たに立ち上げたチャリティープロジェクトは、福祉事業所とのコラボレーションを通じて、障害者雇用の促進を目指しています。このプロジェクトは、作家や声優といったクリエイターたちの力を借り、福祉活動に対する理解を広げることを目的としています。
KUDENとは?
KUDENの創設者、佐藤貴浩さんは、障害を持つ息子のために、働く場を提供したいとの思いからこのブランドを設立しました。「誰かを犠牲にしたファッションを使わせたくない」という父親の優しい願いが込められたKUDENは、生産者と消費者、そして社会全体にとって幸福な環境を実現することを目指しています。これまでにも、KUDENはさまざまなデザイン賞を受賞しており、評価を得ています。
チャリティープロジェクトの概要
この新たなチャリティープロジェクトでは、特に就労継続支援A型およびB型事業所が関与します。A型事業所は一般企業の就労が難しい方が雇用契約を結びながら働く場所であり、B型事業所では非雇用型です。今回のプロジェクトを通じて、これらの事業所で新たな雇用の場を創出し、収益の一部を福祉事業所やボランティア団体に寄付する仕組みが整えられています。
有名クリエイターたちの参加
高橋良輔氏や谷口守泰氏、井上和彦氏といった著名なクリエイターたちが今回のプロジェクトに参加しており、彼らのキャラクターデザインによって新たなアイテムも生み出される予定です。特に、ボイスドラマ「口伝 -Samurai Sword Jam-」の制作も決定し、井上和彦さんの出演が柄されるということで、ファンからの期待も高まっています。
また、プロジェクトには多彩なクリエイターが参加予定で、彼らは架空のアニメのためのキャラクターデザインを手がけ、製品として販売し、その収益を福祉活動に還元します。
今後の展望
このチャリティープロジェクトは今後、クラウドファンディングによるアイテム販売やボイスドラマの公開、架空のアニメ原作小説の連載、さらには福祉事業所や寄付先の紹介などが予定されています。
一般の皆様にもこのプロジェクトの動向を知っていただき、連携するクリエイターたちの活動や、様々なイベントについても、公式ウェブサイトやメディアでの情報を通じて発信していくつもりです。
KUDENが提案するこの取り組みは、ただのファッションブランドとしての枠を超え、社会貢献という新たな側面を持ち合わせています。ファッションを通じて、より多くの人々が福祉事業への理解を深め、障害者雇用の重要性に気づくことを期待しています。
その成果がどのように結実するのか、今後の活動から目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
Gerbera Design株式会社
- 住所
- 栃木県日光市木和田島1527-1
- 電話番号
-
050-3628-2414