大学生の熱中症対策に関する実態調査
株式会社ガロアが、全国の大学生を対象に実施した熱中症対策の調査結果をお知らせします。この調査は、2024年5月10日から11日にかけて行われ、323名の大学生から回答を得ました。
調査の背景
当社は2014年から活動を開始した「ガクセイ協賛」という大学生のための資金調達プラットフォームを運営しています。本サービスを通じて、現在800大学以上、8000団体で使われており、会員数は12万人を超えています。これにより、学生の声を直接集める強みを生かし、さまざまな調査を実施してきました。今回の調査は、大学生が熱中症にどう向き合っているかを明らかにすることを目的としています。
調査結果の概要
調査の結果、実に90%の大学生が熱中症に気をつけていると回答しました。特に「水分補給」を主な対策として挙げた回答が多く、選ばれた飲料は水やスポーツドリンクが55%を占めています。加えて、熱中症対策グッズとしては「扇風機やハンディファン」が人気で、エアコンの利用時間は6〜9時間が多かったです。
大学生の意識と行動
この調査で注目されたのは、若者らしい健康意識の高さです。具体的な調査項目に基づき、熱中症対策として外出時に行っていることを尋ねたところ、最も多かったのは「こまめに水分を取る」という回答でした。過去には水分補給を控える文化があったため、学生たちがこの意識をどのように変えてきたのかが興味深いです。
他にも、日陰に入ることや適切な服装への配慮を挙げる声もあり、熱中症対策が普段の習慣にしっかり根付いていることがうかがえます。
飲み物の選択
水分補給の意識が高いことは素晴らしいですが、飲み物の選択についても注意が必要です。調査によれば、水やスポーツドリンクの他にもお茶を選ぶ学生が多いですが、注意すべきは、単に水分を取るだけではなく、ナトリウムや糖質が含まれた飲料を選ぶことの重要性です。これが体液のバランスを保つために必要であると日本スポーツ協会も推奨しています。
対策グッズ事情
熱中症対策に使えるグッズについての調査では、冷却グッズの人気が際立っていました。中でもハンディファンが最も多く、大学生の3人に1人が持ち歩いているという結果に。これからは、学生にもっと自分自身に合う対策を見つけられるよう、周囲の意識も高まることが期待されます。
エアコンの利用状況
夏場のエアコンの稼働時間についても調査しました。結果は「6〜9時間」が最も多かったものの、3時間や1時間未満の回答も少なからずあり、電気代への不安も表れています。これを受けて、大学生はエアコンを効率的に使う知識を求める傾向が増すことが予想されます。
結論
今回の調査を通じて、大学生の熱中症対策への意識や実践が明らかになりました。この情報は、今後の夏場の健康管理にも役立つことでしょう。さらに詳しい内容については、ガクセイ協賛のメディアに掲載されている記事をぜひご覧ください。
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株式会社ガロアについて
東京都港区に本社を構え、インターネットを活用した送客プラットフォーム事業を展開しています。これからも学生に役立つ情報を提供していきます。