カミシマ運輸、効率化を重視した新物流センター完成で事業拡大へ

カミシマ運輸が新たに物流拠点を完成

岡山県笠岡市に位置するカミシマ運輸株式会社が、業務の効率化や合理化を目指し、新しい物流センターと本社を竣工しました。この新しい拠点は、事業の拡大に対応する形で整備され、2025年3月に引き渡しが完了しました。これにより、よりスムーズな業務運営が期待されています。

新物流センターの特徴

新設された物流センターは、笠岡港工業用地内に位置しており、業務効率を重視した設計が施されています。このセンターは、面積が4,500㎡を超える自社最大の倉庫であり、天候に左右されない業務を可能にするために、7メートルの庇が設置されています。これにより、雨天時でも安定した商品管理や輸送が行えるようになりました。

さらに、この物流センターは中国・四国・九州地方を結ぶ中継拠点としても機能します。複数のドライバーによる分担輸送を行うことで、運送の効率を大幅に向上させることが狙いです。これまで分散していた業務を一つに集約することで、スピーディーな対応が可能になります。

本社屋の設計にこだわり

物流センターと同時に新設された本社屋も非常に工夫されています。この新しいオフィスは、外部に対して多くの窓を設け、内部の間仕切りはガラス張りを採用することで、明るく開放的な空間を実現しています。海沿いに位置するため、デスクを窓際に配置することで、海の景色を楽しみながら仕事ができる環境が整っています。

また、各室には異なるアクセントクロスが施され、個性的な空間が演出されています。このような工夫により、働きやすい環境を目指し、社員のモチベーション向上にも繋げる方針です。

事業拡大に向けた取り組み

カミシマ運輸株式会社は、新築した物流センターと本社屋を活用し、業務の効率化と合理化に努力していく意向を示しています。これからの社会のニーズに応えるため、さらなる事業拡大を図る考えです。

新しい物流センターの竣工は、同社にとって大きな転機となります。これからも、岡山県を中心に、関東から九州まで広がる輸送ネットワークを活かして、多様なニーズに応えていくことでしょう。

カミシマ運輸株式会社は、食品や日用品、建築資材といった多岐にわたる輸送サービスを手掛けており、地域社会における重要な役割を果たしています。これにより、今後ますますの発展が期待されます。