医療と介護の未来を支える協業の始まり
株式会社カラダノートは、東京都港区に本社を置き、「家族の健康を支え、笑顔をふやす」をビジョンに掲げ、家族向けの健康支援事業を展開しています。そして、この度、同じく港区に本社を持つ医療介護求人サイト「ジョブメドレー」を運営する株式会社メドレーと新たな業務提携を結ぶこととなりました。
協業の背景
現在、日本は超高齢社会に突入しており、医療や介護に対する需要は依然として高まっています。しかし、現場では看護職員や介護士が不足しているという深刻な問題があります。具体的には、日本国内に約50万人の潜在的な看護師が存在し、その多くは出産や子育てなどのライフステージにおいて一時的にキャリアを離れていることが分かっています。
厚生労働省の調査によると、特に30代から40代の女性看護師が多く、出産前後の退職が最も一般的な理由だとされています。これが進むと、2040年にはさらに96万人の医療・介護従事者が不足すると予想されており、社会保障制度の維持には人材の確保が必要不可欠です。
新たな人材プラットフォームの構築
メドレーは、日本最大級の医療介護求人サイト「ジョブメドレー」を中心に人材プラットフォーム事業を展開しており、この協業を通じて、医療ヘルスケア領域での人材確保と地域間の偏在解消に取り組んでいきます。また、カラダノートはライフイベントデータを基にユーザーの健康支援に力を入れています。この二つのアプローチを組み合わせることで、より多くの潜在有資格者に就業機会を提供し、再就職の支援を行うことが可能になります。
今後の計画
カラダノートは、妊娠から育児、そして定年までのライフイベントに切れ目なく寄り添うことで、家族の健康を支えるヘルスケア事業を進めていきます。出産や育児で退職した看護師や介護士たちが再び活躍できる場を提供し、彼らのスキルや経験を最大限に活用することを目指しています。
この協業によって、潜在的な資格を持った方々が適切なマッチングを通じて就業機会を得られるよう、具現化を進めます。これにより、医療介護の現場を支える大きな力が生まれることとなるでしょう。
「ジョブメドレー」の魅力
「ジョブメドレー」は、日本全国で35万以上の事業所が利用している医療介護分野の求人サイトで、2009年の設立以来、多くの有資格者の復職をサポートしてきました。このサイトの利用によって、地域における人的資源の適正配置が進むことが期待されています。
この協業は、医療・介護の現場を支える新たな光となり、潜在的人材の活躍を促進する重要な一歩として注目されています。
会社概要
カラダノートは、家族サポート事業を中心に、ライフイベントマーケティング事業や家族パートナーシップ事業を展開しています。今後もユーザーのQOL向上に努め、社会全体に貢献していく所存です。
さらに、法人企業様への協力体制も整えており、潜在資格者の活躍を応援するための情報提供や相談を受け付けています。
詳細は以下のリンクからご確認ください。
潜在資格者の活躍促進に関するお問い合わせ
おわりに
看護師・介護士の潜在能力を引き出すための新たな協業が開始され、医療介護分野において明るい未来が提示されています。カラダノートとメドレーが手を組むことで、多くの潜在有資格者が再び社会で活躍することを期待しています。