岩槻高校の雛人形
2025-07-11 10:37:29

岩槻高校新制服にインスパイアされた雛人形が寄贈される

岩槻高校新制服を反映した雛人形が地方文化の継承を象徴



令和8年度に開校を迎える埼玉県立岩槻高等学校。新たなスタートを切るこの学校に寄贈されたのが、新制服をモチーフとした雛人形です。本寄贈式は、東京菅公学生服株式会社と地域の人形制作会社である鈴木人形の協力のもと、2025年7月9日に埼玉県さいたま市にて行われました。

岩槻高校は、埼玉県立岩槻北陵高等学校と統合する形で、新たな教育機関として生まれ変わります。新制服のデザインには、岩槻の伝統的な美が反映されています。ブレザーはエンジ色とグレーの組み合わせで、襟元には着物を思わせる切替デザインが施されています。また、ワッペンには縁起の良い七宝柄をあしらい、グローバル教育と伝統文化への深い理解を表しています。

今回寄贈された雛人形は、地域の文化を大切にする生徒たちへのメッセージと、地域社会とのつながりを象徴する記念品です。制作には、岩槻の地元企業である株式会社鈴木人形の協力があり、実際の制服生地を用いた特注の雛人形が生まれました。この雛人形は、岩槻が全国有数の人形製造地であることを意識し、地域文化を受け継ぐ一つの重要な作品と位置づけられています。

雛人形には、「子どもたちの健やかな成長と幸せを願う」という意味が込められ、これから高校生活を送る新入生への応援に向けた想いが反映されています。また、今後はこの雛人形が岩槻高校にて展示され、訪れる人々に地域の伝統と新たな学びを体験させてくれることでしょう。

寄贈式の詳細


寄贈式は、東京菅公学生服の長谷川哲也部長、鈴木人形の鈴木章人代表取締役、岩槻高校の深井秀仁校長をはじめ、関係者が出席し、温かい雰囲気の中で行われました。式では、寄贈者からの挨拶があり、岩槻高校の新制服の特徴や設計思想が語られました。特に、ブレザーのデザインが地域の伝統を反映していることが強調され、今後の教育活動が地域文化と結びつく意義を確認しました。

また生徒会代表からも、日常生活に雛人形が関わることで地域とのつながりを感じる喜びが述べられ、新制服を通じた学校の未来への期待が表出されました。

教育現場と地域社会の連携


岩槻高校では、「岩槻学」と名付けられた総合的な探究の時間を設け、地域の課題解決に取り組む教育を進めています。新制服を着用した生徒たちが、地域との結びつきを再認識し、未来へとつながる教育の場を共に歩んでいくことが期待されています。

この雛人形寄贈の取組みは、教育機関と地域企業の連携を通じて、文化や伝統の重要性を再確認する良い機会ともいえるでしょう。岩槻高校が地域との関係を深め、場所に根ざした教育を進めることで、生徒たちがより充実した学校生活を送ることを願っています。

寄贈された雛人形は、地域のアイデンティティを大切にしつつ、新たな時代への希望を育むシンボルとして長く愛され続けることでしょう。


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会社情報

会社名
菅公学生服株式会社
住所
岡山県岡山市北区駅元町15-1岡山リットシティビル5F
電話番号
086-898-2500

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