第16回調味料選手権2025の受賞結果が発表！京のお野菜じゃむが栄光のNo.1

第16回調味料選手権2025の結果発表

2025年10月19日、大阪の阪神梅田本店の食祭テラスで行われた「第16回調味料選手権2025」の結果が発表されました。このイベントは、日本各地から集まった調味料の中から最も優れたものを選出するもので、今年は264品がエントリーしました。

この中から見事に総合第1位に輝いたのは、京都府の株式会社シーエープラントが手がける「京のお野菜じゃむさつまいも」です。この商品は、京都産の野菜を使用し、無添加・手作りにこだわった濃厚なさつまいもとミルクの2層ジャム。様々な食べ方で楽しむことができ、パンやスイーツにも最適です。

総合2位と3位

第2位には、広島県の川中醤油株式会社が出品した「燻製だし醤油70ml」が選ばれました。この醤油は、自社製の燻製で香りを引き立て、素材の味を大切にしている点が評価されました。魚介類やチーズとの相性が良く、日常の料理に特別な風味を加えられます。

第3位には、群馬県の春乃屋 Harunoyaの「水を少しも使っていない新しょうがドレッシング」が選ばれました。新生姜をふんだんに使用したこのドレッシングは、無添加ながらも豊かなコクを持ち、引き立て役としてさまざまな料理に使用できます。

開発秘話とその思い

「京のお野菜じゃむさつまいも」の開発の背景には、地元農家を支えたいという強い思いがあります。代表は、故郷の京都から農家支援に貢献できる商品を開発することで、地域の魅力を伝えたいと語っています。そして、この商品名の「洛結（らくゆう）」には、京都の四季折々の風景や地域への愛情が込められています。

燻製だし醤油の開発者も、もったいない精神から生まれた製品を大切に育ててきました。作業のプロセスを厳密に管理し、こだわり抜いた製法が自信を生んでいます。

新しょうがドレッシングについては、家庭で楽しむことができる調味料としての可能性に注目されており、素材の味をするっと引き立てる工夫が詰まっています。手作りの優しさが感じられる、家族に安心して使えるドレッシングとして選ばれたわけです。

受賞商品を楽しむ方法

受賞商品はそれぞれに特徴的な使用法があり、幅広い料理との相性抜群です。「京のお野菜じゃむさつまいも」は、そのままでも美味しいですが、トーストやアイスクリームに添えて新しい味を楽しむのもおすすめです。

「燻製だし醤油」は、刺身やチーズにかけることで、豊かな風味が楽しめるプチ贅沢な逸品。「新しょうがドレッシング」は、サラダや和食に合わせ、とても相性の良い調味料で、さまざまな料理に応用可能です。

今後のイベント情報

第16回調味料選手権2025では、受賞商品を各地で販売するイベントも予定されています。特に、「うまいもんみっけ」や「調味料の日イベント」では、実際に試食ができるチャンスも。興味がある方はぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

この調味料選手権を通じて、日本の豊かな食文化をさらに広めていくことが期待されます。