データカタログの進化
2024-10-31 15:23:13

primeNumber社が新機能を発表、データカタログの使い勝手を向上

データカタログ「COMETA®」の新機能とは



株式会社primeNumberは、データカタログ「COMETA®」の新機能を発表しました。それはdbtメタデータ連携機能で、データ管理の効率と信頼性を大きく向上させるものです。

dbtとCOMETA®の連携


dbt(data build tool)は、データ変換に特化したツールで、データエンジニアを中心に広く利用されています。今回の連携により、COMETA®のユーザーはdbtを通じてカラムリネージを確認できるようになります。これにより、データの流れを可視化し、障害発生時には迅速に影響範囲を把握することが可能になります。

今までは、カラムリネージの機能を利用するには、primeNumberの別のサービス「TROCCO®」を利用する必要がありましたが、この新しい機能によって、COMETA®のインターフェース上から直接リネージ情報にアクセスできるようになります。これにより、業務の効率化に寄与するでしょう。

カラムリネージのメリット


カラムリネージとは、データがどのように取り込まれ、処理されるかを追跡する機能です。新機能を利用することで、ユーザーはデータ同士の依存関係を把握し、影響を受ける要素の特定が容易になります。特に障害が発生した際には、迅速な対応が可能です。これにより、企業全体のデータ信頼性を高める効果が期待されます。

機能の具体的内容


この新機能には主に以下の3つのポイントがあります。
1. カラムリネージのサポート: dbtによって生成されたSQLクエリを解析し、カラムレベルのリネージ情報を提供します。これにより、各テーブルの詳細ページから直接カラムリネージにアクセス可能になります。
2. メタデータの取り込み: dbtで管理されているテーブルの説明やタグなどの情報をCOMETA®に取り込むことで、検索機能を駆使して必要なデータに簡単にアクセスできるようになります。
3. 連携の設定: COMETA®は、ユーザーのdbtプロジェクトが生成する成果物を参照し、定期的に最新のメタデータを取得する仕組みになっています。これにより、常に最新の情報が反映されます。

今後の展望


primeNumberは、今後もCOMETA®の機能を充実させるとともに、他のサービスとの組み合わせを提案し、企業のデータ活用を強力にサポートしていく方針です。この新しい機能は、データ活用のリードタイム短縮やデータガバナンスの向上にも寄与するでしょう。

まとめ


データ管理におけるリーダーシップを取るprimeNumber社が発表した新機能は、データエンジニアや関連業務に従事する方々にとって、業務の効率化と信頼性向上をもたらす大きな一歩と言えます。COMETA®の進化は今後も注目されるべきでしょう。

詳細については、公式サイトをご覧ください。COMETA®公式ページ


画像1

画像2

画像3

画像4

会社情報

会社名
株式会社primeNumber
住所
東京都東京都品川区上大崎三丁目1番1号 JR東急目黒ビル5F
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: 東京都 品川区 primeNumber COMETA® dbt

Wiki3: 東京都 品川区 primeNumber COMETA® dbt

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。