FCLコンポーネントグループが新たな報告書を発行
FCLコンポーネント株式会社(本社:東京都品川区)は、2025年度環境報告書を発行し、同グループの環境への取り組みを詳細に記録しました。この報告書は、1998年から続けている「環境を大切に、より良い企業活動を行うこと」という理念に基づき進められる様々な環境負荷低減活動を反映したものです。
環境への使命とカーボンニュートラルの宣言
FCLコンポーネントグループでは、省エネ活動のみならず、昨年度にはカーボンニュートラル宣言を行い、2050年度には温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする目標を設定しました。この目標の実現に向け、具体的な行動が始まっています。製品開発においても、製品や製造工程における環境負荷の低減を追求するだけでなく、お客様の環境負荷軽減をサポートする製品を開発しています。
例えば、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)や電気自動車(EV)向けの高容量直流負荷開閉リレー、スマートハウス向け無線モジュール、大規模ネットワーク構築用メッシュユニットといった製品が挙げられます。これらの製品は、ライフサイクル全体を通じてエネルギー効率と資源効率の向上に努めており、製品に含まれる化学物質の法規制順守にも力を入れています。
新たな環境活動の方向性
発行された2025年度環境報告書には、2024年度の環境活動の詳細や、2025年度から2027年度の中期環境目標も記載されています。特に注目すべきは長野FCLコンポーネント株式会社での取り組みで、こちらではLED照明化や空調機除電による消費電力の削減策が導入されています。これにより、エネルギー使用効率が大幅に改善されることが期待されています。
詳しい内容はFCLコンポーネントの公式ウェブサイトで確認できる「環境活動」セクションの「環境報告書」タブから見ることができます。
社会との連携と環境保護への取り組み
FCLコンポーネントグループは、経営者や社員だけでなく、顧客、ビジネスパートナー、行政、自治体、さらには社員の家族や地域社会とも連携し、持続可能な環境目標の達成を目指しています。地球環境の保護に向けた行動を続けることで、より良い未来を築くことを目指す姿勢が示されています。
FCLコンポーネントの概要
FCLコンポーネント株式会社は、産業用オートメーション、自動車、EV、ヘルスケア、IoT通信など幅広い分野に向けて、リレーや入出力デバイス、無線モジュール、センサーといった電子部品やモジュールを開発・製造・販売している部品メーカーです。これからの環境に配慮した製品開発や企業活動が、より良い社会の構築に寄与することを期待しています。