2025年生活充実度調査
2025-12-26 19:35:33

2025年生活充実度調査:男女や世代間での意識の違いが浮き彫りに

2025年生活充実度調査:男女や世代間での意識の違いが浮き彫りに



2025年12月19日、ヒューマン・データ・ラボラトリ株式会社は、全国で500名を対象に行った「生活の充実度調査」の結果を発表した。これにより、今年の生活に対する充実感や、男女や年代による違いが浮き彫りとなった。

調査結果概要


まず、調査の結果、生活が充実していたと感じる人の割合は37.4%と昨年と変わらず、逆に充実していなかったと感じる人の割合は36.2%に達した。この結果から、生活者の充実度は前年からすればさらに低下している実態が明らかになった。特に、男性の「充実していなかった」という回答が42%となり、女性の34%と比べて高かった。

男女間の意識差


生活の充実度を男女別に見ると、男性は充実していると答えた割合が32.0%であるのに対し、女性は42.8%と約10ポイントの差がある。さらに、生活が充実していなかった人の割合は、明らかに男性が多い。

世代ごとの差


年代によっても充実感には大きな違いが見られました。特に、60歳以上のシニア層では52%が生活が充実していたと答えたのに対し、20代では48%が充実していなかったと回答。高齢者が充実感を実感する一方で、若年層ではその逆の状況が際立っている。

今年の充実ポイント


今年1年間で最も充実していたことに関する回答を見てみると、「あてはまるものはない」が最も多く34.2%であることがわかった。その次に多かったのが「旅行やレジャー」の11.8%、「趣味や自己啓発」の11.6%と続いた。この結果からは、昨年に開催された大阪・関西万博の影響も見逃せない。多くの人たちが、旅行やレジャー活動に積極的だったということだろう。

健康と金銭面の影響


今後の生活における充実感に影響を与えるのが「健康」や「金銭面」といった項目だ。2026年に最も充実させたい内容として多くの回答者が挙げたのが、やはり「健康などの身体状況」で19.8%、次が「金銭面」で13.6%を占めた。昨今の物価高や生活費の負担の増加が、充実度の低下に寄与していることも否定できない。特に、厳しい経済事情が続く中で、「お金がかけられなかった」という理由が、充実感の有無に直結することは周知の事実だ。

若年層への懸念


特に印象的だったのは、20代の「充実させたいことがない」という回答が見られた点である。SNSや将来への不安から、目指すものが見えづらい世代が増えており、その状況を危惧する声も多くなってきている。このままではその意識のギャップが結果に表れるのは避けられない。

次に向けての施策


来年、生活の充実度を向上させるためには、さまざまな施策が必要である。具体的には「健康に気を遣う」「生活習慣を見直す」といった声が多く上がっており、それに関連するプログラムの充実が求められる時代が来ていることがわかる。さらに、「趣味や自己啓発」に取り組むことで新しい価値観を見出せる可能性も広がっている。

結論


2025年の生活充実度調査から見えてきたのは、年齢層や性別による意識の違いと、将来への不安からの充実感の低下である。これを乗り越えるためには、まずは自分自身を見つめ直すことが必要かもしれない。生活の充実度を高めることが、今後どのような形で実現されるのか、注目が集まる。

ヒューマン・データ・ラボラトリ株式会社について

ヒューマン・データ・ラボラトリは、健康や生活に関する情報を扱うポータルサイト「マイライフニュース」を運営しており、幅広い情報提供を行っています。調査やレポートを通じて、生活者のニーズを的確に捉える取り組みに注力しています。


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会社情報

会社名
ヒューマン・データ・ラボラトリ株式会社
住所
埼玉県さいたま市南区沼影1-24-1-702
電話番号
048-628-3309

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