茨城県境町がドローンを活用した下水道調査を実施

茨城県境町における下水道点検の取り組み

茨城県境町は、町のインフラ保全に向けて一歩前進しました。特に、老朽化が進む下水道管についての点検を従来の方法に代わって、ドローンを活用することにしたのです。この取り組みは、株式会社ＡＣＳＬに業務を委託して行われ、町内の下水道管渠の内部を調査します。

点検概要

ドローンを用いた調査は、令和7年3月7日（金）の午前11時から行われます。取材は町内の三か所で実施され、そのうちの一か所についてはメディアの取材が可能となっています。メディアの集合時刻は10時50分で、青少年育成活動センターに集合する予定です。

この業務は、近年特に重要視されている上下水道管の老朽化問題に対処するためのものです。老朽化が進むことで発生する事故を未然に防ぎ、管内の安全を確保することを目的としています。点検ドローンの導入により、作業者がアクセスしにくい部分の調査が実現し、安全性と業務効率の向上が期待されています。

点検ドローンの性能

今回使用する点検ドローン、Air Slider® Fi4は、株式会社ＡＣＳＬと株式会社NJSが共同で開発したものです。このドローンは、管路のような閉鎖空間でも安定して飛行可能であり、IP55の防塵・防水性を備えています。専用のスマートコントローラーを使用することで、リアルタイムで管内の状況を確認しながら、ひび割れや劣化の箇所を正確に撮影することができます。