Twitterプレゼント宅配サービス『ギフトナウ』ユーザー動向調査:30代が中心、住所入力率の高さが示す新たなギフト文化
Twitterプレゼント宅配サービス『ギフトナウ』ユーザー動向調査:新たなギフト文化の到来
2010年2月17日にサービスを開始した、Twitter連携型プレゼント宅配サービス『ギフトナウ』。その利用者動向に関する第一回調査結果が、株式会社gooyaより発表されました。この調査は、サービス開始から1ヶ月間のデータに基づいており、Webアクセスデータを除外することで、潜在的なニーズをより正確に把握することに焦点を当てています。
若年層を中心に利用拡大
調査対象は『ギフトナウ』登録会員3250名。年代別では30代が49.2%と最も多く、20代が31.2%と続き、若年層がサービス利用の中心であることが分かります。これは、Twitterの主要ユーザー層と一致しており、サービスの特性とユーザー層の親和性の高さを示しています。一方、男性ユーザーが81.2%と女性ユーザーを大きく上回っており、性別による利用傾向の違いも興味深い点です。
住所不明への贈り物ニーズの高まり
『ギフトナウ』の大きな特徴は、住所を知らない相手へのプレゼント送付を可能にする点です。調査結果によると、宛先の指定方法では、メールアドレスが53.8%、Twitterが38.5%と、住所入力(7.7%)を大きく上回りました。しかし、注目すべきは、Twitterやメールアドレスのみで宛先を指定した場合でも、住所入力率が91.2%と非常に高い点です。これは、Twitterやメールアドレスを通じて既に関係性を築いている相手への贈り物が多いことを示唆しており、オンライン上の繋がりを重視した新たなギフト文化の醸成を示唆しています。
贈り物の中身:多様なニーズに対応
送られたプレゼントは多岐に渡り、ゴルフボールや本、CDといった定番アイテムから、手作りマフラーやプリザーブドフラワーといった手作り感あふれるもの、さらに腕時計やアクセサリーなど、高価なプレゼントもありました。これは、ユーザーの多様なニーズと、サービスの柔軟性を物語っています。
今後の展望
株式会社gooyaは、今回の調査結果を踏まえ、サービスの更なる拡充と改善を進めていくとしています。今後の調査では、今回得られたデータとの比較分析を行い、より詳細なユーザー動向の分析を予定しています。
まとめ
今回の調査は、『ギフトナウ』というサービスを通じて、現代社会における新たなギフト文化の一端を示唆するものです。オンライン上の繋がりをベースとした贈り物という、従来にはなかったニーズの高まりが明らかになり、今後のサービス展開に大きな示唆を与えてくれる結果となりました。特に、高い住所入力率は、オンライン上の関係性と現実世界との融合を象徴するものであり、今後のマーケティング戦略において重要な要素となるでしょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社GOOYA
- 住所
- 渋谷1-17-4PMO渋谷10階
- 電話番号
-
03-6433-5236