次世代3Dスキャンへ
2017-08-28 16:48:10
ハニカムラボとVRCが手を組み、次世代3Dスキャンシステムを開発へ
ハニカムラボとVRC、3Dスキャンシステムの実現へ向けた提携
株式会社ハニカムラボが、株式会社VRCと手を組み、画期的な3Dスキャンシステムを開発するための技術提携を結びました。この提携により、両社の得意とする技術を融合させ、ユーザーが楽しむことのできる新しい体験型コンテンツの創出を目指します。
ハニカムラボの強みとは
ハニカムラボは、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)などのリアルタイム3D技術を活用したコンテンツ開発に多くの実績があります。インタラクティブなデジタルサイネージやゲームの分野でも知られ、提供するサービスはますます多様化しています。特にゲーム業界での経験を持つエンジニアたちが集まっているため、表現力豊かなコンテンツ制作が可能です。
VRCの技術的背景
一方、VRCはその独自の3Dスキャナー技術によって、体の形状をわずか数秒で撮影することができるシステム「Shun'X」を開発しました。この高速スキャナーは、全身を4秒でスキャンし、高品質のデータを2分ほどで生成します。さらに、VRCはさまざまな市場(アパレルやヘルスケアなど)に向けてサービスを展開しています。
HoloLensとの連携
この新しい提携では、MicrosoftのHoloLensとVRCの3Dスキャナーが連携します。HoloLensは世界初の自己完結型ホログラフィックコンピュータであり、現実世界に表示されるホログラムと直接インタラクションできるデバイスです。ハニカムラボは、この装置を活用して、スキャンデータを元にしたより没入感のある3D体験を提供することを目指しています。
今後の展望
今後、ハニカムラボとVRCはこの技術提携を通じて、ユーザーが日常的に体験できる新しいエンターテインメントやサービスの開発を進める予定です。両社の強みを生かし、3Dスキャンからコンテンツの提供までを一貫して可能にすることで、デジタルコンテンツの新たなスタンダードを築くことに期待が寄せられています。
このシステムが実現することで、アパレル分野の仮想試着や、詳しい体型管理が可能になるかもしれません。さらに、インタラクティブなゲームやデジタルアートの制作にも応用できる可能性があります。
両社の代表者は、この提携を通じて国内外の企業との連携を強化し、最新の技術を駆使した新しい市場を切り拓いていく意向を示しました。今後の developments を見逃さないようにしましょう。
詳しい情報は、各社の公式ウェブサイトでも確認できます。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ハニカムラボ
- 住所
- 東京都渋谷区代々木1-15-7キャッスル代々木4F
- 電話番号
-
03-6276-2484