剣菱酒造が語る「伝統的酒造り」の魅力と未来を探るイベント開催
2026年1月31日、歌舞伎座の花篭ホールにて、特別なイベント「KABUKIZA酒亭 〜歌舞伎座で日本酒を愉しむ」が開催されます。このイベントは、国連教育科学文化機関(ユネスコ)が認定した無形文化遺産である「伝統的酒造り」をテーマに、名門の剣菱酒造から白樫政孝社長をお招きし、深い日本酒の世界へと観客を誘います。
伝統と革新の狭間で
剣菱酒造は、1505年に創業した歴史ある酒造で、江戸時代からその名を馳せてきました。特に「下り酒」という人気の酒造技術を確立し、時代を超えて愛され続けています。その背景には、剣菱酒造が持つ深い酒造哲学があります。白樫社長は、その哲学を元に、500年の歴史をどう未来に繋げていくのかを語ります。この話は、単なる酒の文化を超え、伝統を守ることの重要性や、それに伴う責任についても考えるきっかけになるでしょう。
トークショーと懇親会
イベントのメインプログラムは、トークショー「剣菱の家訓と伝統の未来」です。ここでは、剣菱の家訓である「止まった時計でいろ」という哲学が取り上げられ、流行に流されずに独自の味を守ることの苦労や意義について、白樫社長から直接お聞きすることができます。さらに、懇親会では、江戸時代の人気演目「仮名手本忠臣蔵」にも登場する剣菱を用いた特別な料理「義士ようかん」や「助六弁当」が提供され、歌舞伎の魅力を感じながら日本酒を楽しむ機会が設けられています。
お燗酒やオリジナルラベルも
また、会場では燗酒処「えんらい」が出店し、江戸時代の居酒屋風に剣菱をお燗して提供。これにより、剣菱のフラッグシップ貴酒「瑞祥黒松剣菱」など、様々な飲み方で日本酒を楽しむことができます。来場者には、オリジナルラベルの「黒松剣菱」180mlボトルと剣菱ロゴ入りの利き猪口が記念品として配布され、自宅でも剣菱を味わうことができます。
詳細情報
この特別なイベントは、歌舞伎座の歴史的な空間で行われ、多くの日本酒ファンや歌舞伎ファンにとって魅力的な催しとなるでしょう。チケットは全席自由で、料金は8000円(税込)。なお、参加者は20歳以上に限られ、飲酒運転防止のために公共交通機関の利用が推奨されています。
イベントの詳細およびチケット購入に関する情報は、特設サイトにて確認できます。
開催概要
- - イベント名: 第二回歌舞伎座酒亭
- - 開催日: 2026年1月31日(土)
- - 場所: 歌舞伎座 花篭ホール(東京都 中央区 銀座 4-12-15 3階)
- - 出席者: 白樫政孝(剣菱酒造社長)、横山京子(大塚酒店女将)
- - 料金: 8000円(税込)
剣菱酒造と共に伝統的酒造りの魅力を堪能し、深い日本酒の世界を味わうこの機会をお見逃しなく!