マウザーが新たに取り扱うEFR32xG24チャネルサウンディングProキット
テキサス州マンスフィールドに本社を構えるマウザー・エレクトロニクスは、業界のイノベーションを推進するリーダーとして、Silicon Labsが開発したEFR32xG24チャネルサウンディングProキットの販売を開始しました。今回の新製品は、Bluetooth接続デバイス間の距離を測定するための画期的な技術を活用しており、迅速な製品開発やプロトタイピングを可能にします。
このチャネルサウンディングは、住宅向けスマートロックやスマートフォンの位置特定、さらにはペットトラッカーなど幅広い用途に対応。また、ジオフェンシングやアクセス制御など、産業・商業用のIoTソリューションにも利用されています。
EFR32xG24 Proキットの特長
マウザーで取り扱うEFR32xG24チャネルサウンディングProキットは、卓越した機能を備えた完全なリファレンスデザインを提供します。キットには、2つのワイヤレスProキットメインボード、2本のダイポールアンテナ、2枚の無線ボードが含まれており、さらに高度なエネルギーモニタやパケット・トレース・インターフェース、仮想COMポート、SEGGER J-Linkオンボードデバッガーなどが揃っています。
イーサネットおよびUSB接続もサポートしており、Silicon Labsの温湿度センサを搭載。これにより、信頼性の高い性能を発揮します。
チャネルサウンディング技術の仕組み
この新しいプロトコルスタックであるチャネルサウンディングは、Bluetooth Low Energy(LE)に接続されたデバイス間での高精度な距離測定を実現します。計測は「送信側」と「応答側」のデバイス間の信号のやり取りを基に行われ、72のRF物理チャネルを利用します。これにより、往復信号の時間を計測することで、デバイス間の距離を正確に算出できます。
安全性を確保するクロス検証プロセス
チャネルサウンディングの導入により、異常の検出が容易になるため、特に敏感なアプリケーションにおいては重要な安全性が確保されます。例えば、病院や工場向けのアクセス制御ソリューションにおいて、信頼性のある距離測定は安全性に大きく寄与します。Bluetoothを利用したチャネルサウンディングは、2.4GHz帯を利用し、位相ベースの距離測定(PBR)や往復時間(RTT)を駆使して、高精度な測定を可能にしています。
マウザーは電子部品の主要な代理店
グローバルな正規代理店として、マウザーは最新の半導体や電子部品、さらには産業用オートメーション製品を幅広く取り揃えています。すべての製品は、提携メーカーから100%認定された純正品のみが迅速に提供されます。さらに、設計開発を加速させるため、テクニカルリソースセンターや製品データシート、技術設計情報など豊富なライブラリを提供しています。最新情報は、マウザーの無料eニュースレターを通じて受け取ることができ、エンジニアにとって有益な情報が随時配信されます。
エンジニアやバイヤーに向けて、マウザーは多言語、多通貨に対応し、680万点以上の製品を取り揃えたウェブサイトMouser.comを運営中。最新のテクノロジーや製品に関する情報は、ぜひ訪問してご確認ください。
Silicon Labsについて
Silicon Labsは、安全でインテリジェントなワイヤレス技術の提供においてリーダー的な存在です。ハードウェアとソフトウェアの統合プラットフォームを通じて、産業や家庭の高度なアプリケーションに対してサポートを行っており、その信頼性は業界内でも高く評価されています。新しい製品を迅速に市場に投入する開発者の努力を支え、経済成長と生活の質を向上させる役割を果たしています。
今回、Silicon LabsのEFR32xG24チャネルサウンディングProキットは、マウザーを通じて最先端のテクノロジーの一部として、広く利用されていくことでしょう。詳細については、
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