DatabricksとCData Connect Cloudが連携開始! SaaSデータ統合を加速
2024年11月、CData Software Japanは、データコネクティビティプラットフォーム『CData Connect Cloud』と、データブリックス・ジャパン株式会社が提供するDatabricksのデータ仮想化機能『Lakehouse Federation』の製品連携を発表しました。
この連携によって、DatabricksへのシームレスなSaaSデータ統合が可能となり、データ分析を迅速化できます。さらに、Unity Catalogによるセキュリティとガバナンスの管理も強化されます。
Lakehouse FederationとCData Connect Cloudの連携がもたらすメリット
従来、DatabricksのLakehouse Federationは、RDBやDWHへのクエリ実行を可能にするプラットフォームでしたが、SalesforceやSAPなどのSaaSデータへの接続には、ETLツールを導入する必要がありました。これは、時間とコストがかかるだけでなく、データ管理やガバナンスの複雑化にもつながる課題がありました。
CData Connect Cloudは、SalesforceやSAPなど170種類以上のSaaSサービスへのAPI接続を、SQL Serverのインターフェース(TDS)に擬態させるクラウドサービスです。このサービスをDatabricksのLakehouse Federationと組み合わせることで、RDB・DWHだけでなく、SaaSデータにもシームレスにアクセスできます。
Databricksユーザーに新たな利便性をもたらす連携
この連携により、Databricksユーザーは以下のような利便性を享受できます。
ノーコードで簡単にデータ分析が可能
DatabricksのUnity Catalogによるセキュリティとガバナンス管理を完結
SaaSデータの統合・連携によるデータ分析の効率化
データ連携のデモを「Data + AI World Tour Tokyo」にて開催
2024年11月14日に開催される「Data + AI World Tour Tokyo」にて、CData Connect CloudとLakehouse Federationの連携デモが展示されます。イベントでは、データ連携の専門家が、Databricksデータの連携や活用に関する相談に対応します。CDataの導入事例をまとめた冊子やノベルティも用意されていますので、ぜひCDataブースにお立ち寄りください。
CData Connect Cloudが接続可能なSaaS業務データ例
CData Connect Cloudは、さまざまなSaaSアプリケーションデータに接続できます。主な例としては以下のようなものがあります。
CRM・ERP:Salesforce、Dynamics 365、NetSuite、Oracle Cloud、HubSpot、Zoho CRM、PCA 商魂・商管
マーケティング:Adobe Marketo Engage、Salesforce Pardot、SendGrid、Google 広告、Google アナリティックス、Yahoo!広告、YouTube Analytics
グループウェア:SharePoint、Jira、Google Sheets、Zendesk、Smartsheet、HCL Domino、Excel Online
まとめ
CData Connect CloudとDatabricks Lakehouse Federationの連携により、SaaSデータ統合が容易になり、データ分析の効率化が期待できます。この連携は、データドリブンな意思決定を加速させるための重要な一歩となります。