映画『ANIMAL』の日本公開決定
株式会社ギークピクチュアズが、世界中で注目を集めたインド映画『ANIMAL』を2026年2月13日(金)に日本公開すると発表しました。この作品は、家族の宿命を背負いながら暴力に巻き込まれてゆく男の苦悩を描いた、衝撃的なバイオレンスアクションとして話題を呼んでいます。
映画の概要とストーリー
『ANIMAL』は、インド国内において初日の興行収入が2023年のヒンディー語映画の中でNo.1を記録しました。内容は、主人公ランヴィジャイが父親からの愛情を求めながらも、次第に復讐の道に引き込まれていく様子を描いています。彼はデリーの鉄鋼王バルビールの長男として生まれましたが、家庭環境や事件によってアメリカの寄宿学校に送られる過去を持ちます。成長した彼が帰国すると、復讐の念に駆られ、容赦ない行動をとる姿が物語の中心です。
彼を演じるのは、ボリウッドの人気俳優ランビール・カプール。この映画では彼以外にも、アニル・カプールやラシュミカー・マンダンナ等、豪華なキャストが名を連ねています。特に、アニル・カプールはランヴィジャイの父親役として強烈な存在感を発揮しています。
圧倒的なビジュアル
新たに公開されたポスタービジュアルでは「愛か狂気か。この男は誰にも止められない」というキャッチコピーが印象に残ります。ランヴィジャイがタバコをくわえ、サングラス越しに見据える姿は彼の心の闇を象徴しており、多くの期待を寄せられるビジュアルとなっています。
また、場面写真には、彼の少年時代や両親との関係性、さらには宿敵との緊迫したシーンまで、多彩な瞬間が収められています。特に、主人公ランヴィジャイが育てられた環境がどのように彼を形作っていったのかが垣間見られる内容です。
賞レースでの成功
『ANIMAL』は、すでに第69回フィルムフェア賞において最優秀男優賞を含む5部門を受賞し、さらに第24回国際インド映画アカデミー賞でも最優秀作品賞など9部門で受賞しました。これらの受賞は、作品のクオリティだけでなく、インド映画における新たな潮流を生み出しています。
今後の展望
本作の成功を受けて続編の制作も決定しており、今後もインド映画『ANIMAL』は注目の存在となることでしょう。日本市場への公開が待ち望まれている中、ギークピクチュアズは、インドの様々な作品を日本に届ける取り組みを引き続き進めています。
ぜひ、この機会にインド映画の新たな魅力を体験してみてはいかがでしょうか。映画『ANIMAL』は2026年2月13日(金)より、日本全国の劇場で公開予定です。