新たな賃貸住宅開発が米国テキサス州セリーナで始まる
大和ハウス工業株式会社は、米国での賃貸住宅開発に新たな一歩を踏み出しました。この度、米国のアライアンス・レジデンシャル社およびそのグループ会社と連携し、テキサス州セリーナにおいて414戸の新築賃貸住宅「プロウズ・オウンズビー・ファームズ」の開発を開始します。着工は2026年2月の予定で、完成は2028年1月を見込んでいます。
アライアンス・レジデンシャル社との提携
大和ハウスは、アライアンス・レジデンシャル社との取引を通じて米国での賃貸住宅事業を強化することを目指しています。同社は「スマイルゾーン」と呼ばれる人口増加と経済発展が著しいエリアに特化した賃貸開発を手掛ける企業であり、その経験とノウハウは非常に貴重です。大和ハウスは2024年11月までにアライアンス・レジデンシャル社の持分を35%取得し、持分法適用関連会社にするとしています。
この提携のもと、賃貸住宅市場で高い需要が見込まれるテキサス州セリーナでのプロジェクトが発表されました。
「プロウズ・オウンズビー・ファームズ」の概要
新たに開発される「プロウズ・オウンズビー・ファームズ」は、約6.5万㎡の敷地に3階または4階建ての木造住宅8棟から成り、414戸の賃貸住宅を提供します。住戸タイプは1ベッドルームおよび2ベッドルームがあり、居住面積は70㎡台から100㎡台に設定される予定です。入居者専用のプール、スポーツジム、ピックルボールコート、クラブセンター、BBQコーナーなどの共用施設も完備され、住民のライフスタイルを豊かに彩ります。
テキサス州セリーナのポテンシャル
テキサス州セリーナは、「全米で最も人口増加の著しい自治体15都市」(2024年調査)にランクインしています。雇用の増加に伴い、多くの人々がこの地域へ移り住んでおり、特に金融、IT関連、防衛関連の企業で働くミレニアル世代やZ世代の顧客ターゲットが想定されています。
また、ダラスノーストールウェイの延伸に伴い、商業施設へのアクセスが向上しており、さらなる経済成長が見込まれています。この特性を活かすことで、安定した賃貸需要を確保する狙いがあります。
これからの展望
大和ハウスは過去10年以上にわたり、米国において賃貸住宅の開発、管理、運営を行ってきました。これまでに20棟、6000戸以上の賃貸住宅を手掛け、経済状況に影響されにくい収益源確保を目指しています。
提携先のアライアンス・レジデンシャル社は、米国最大級の賃貸住宅会社の一つであり、新たに進めるプロジェクトは大和ハウスグループにとって重要な位置付けとなります。今後も安定収益を見据えた戦略を描きながら、テキサス州を中心に事業を拡大していく方針です。
物件概要
- - 物件名: プロウズ・オウンズビー・ファームズ
- - 所在地: テキサス州セリーナ
- - 総戸数: 414戸(8棟)
- - 賃料: 月額約20万円台~30万円超
- - 敷地面積: 約65,154 m²
- - 構造: 木造(地上3階または4階)
このプロジェクトは、地域の発展と共に賃貸住宅市場の需給バランスに寄与し、住環境を豊かにするものと期待されています。