キンドリル、パロアルトとの連携で画期的なSASEサービスをはじめて提供

キンドリルが発表した新たなSASEサービス



2025年2月5日、世界をリードするITインフラストラクチャサービスのプロバイダーであるキンドリルは、パロアルトネットワークスの「Prisma SASE」を組み込んだエンドツーエンドのSASE(Secure Access Service Edge)サービスを発表しました。このサービスにより、企業はクラウドファーストかつゼロトラストのアプローチでネットワークセキュリティを一段と強化することができます。

SASEの重要性



最近のKyndryl Readiness Reportによれば、ビジネスリーダーの94%がテクノロジーのモダナイゼーションを重要視しているものの、実際に自社のITがリスク管理に備わっていると回答したのはわずか39%にとどまっています。このような状況において、ハイブリッドな働き方が進み、様々なデバイスからビジネスアプリケーションにアクセスする要求が高まる中で、企業は統合されたネットワークセキュリティの確保が求められています。

キンドリルのグローバルネットワーク&エッジ担当のポール・サビル氏は、「ミッションクリティカルなビジネステクノロジーの多くが時代遅れになっている状況を考えると、企業はITインフラのアップグレードと同時にサイバーセキュリティ対策を強化する必要がある」と述べています。これにより、企業はリアルタイムでサイバー脅威からの保護を受けることができ、ゼロトラストアプローチを適用できます。

具体的なサービス内容



キンドリルの新しいSASEサービスは、以下のような多様なサービスを提供しています。

1. Kyndryl Consultのアドバイザリーサービス


お客様のネットワーク環境を評価し、最適なSASEとゼロトラストアプローチを推奨します。

2. デザインおよび実装サービス


パロアルトネットワークスのPrisma SASEへ移行を支援し、ユーザーおよびサービスのテストと移行を実施します。

3. マネージドSASEサービス


Prisma SASEを導入するお客様に、365日体制で管理サービスを提供し、セキュリティ運用センターとの統合も行います。

4. Kyndryl Bridgeとの統合


AIを活用したプラットフォームにより、テクノロジー環境全体を調整し、柔軟な管理を実現します。

エンドユーザーへの利益


この新しいSASEサービスによって、従業員はあらゆるデバイスから安全にビジネスアプリケーションにアクセスし、業務効率が向上します。また、IT運用コストの削減にも寄与するでしょう。

キンドリルは、パロアルトネットワークスとの協力関係を拡大しており、より多くの企業がサイバーセキュリティの向上を図れるよう支援しています。

企業情報


キンドリル(Kyndryl Holdings, Inc.)は、60カ国以上で数多くの企業にサービスを提供している、世界最大級のITインフラストラクチャサービスプロバイダーです。詳しい情報は公式ウェブサイト(www.kyndryl.com)をご確認ください。さらに、パロアルトネットワークスの「Prisma SASE」の詳細情報もそのウェブサイトで確認できます。

この発表は、テクノロジー業界における重要な一歩となるでしょう。SASEサービスの導入が企業にもたらす新しい可能性に、今後の期待が寄せられています。

会社情報

会社名
キンドリルジャパン株式会社
住所
東京都港区六本木6丁目10−1 六本木ヒルズ森タワー 43階
電話番号
03-6737-0000

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。