森 太郎氏がゼンデスク日本法人をリード
AIを用いたサポートプラットフォームで知られるゼンデスクの日本法人が、新たに森 太郎氏を代表執行役社長として迎えました。2025年7月からの就任を予定し、これによって日本のIT業界における同社の成長をさらに加速させる狙いがあります。
森氏は、直前にはSAPジャパンに勤務し、買収前後にわたって日本国内事業の成長を牽引してきた実績があります。また、日本オラクルや日本総合研究所でも経験を積み、組織文化の構築や高い生産性のチーム作りに注力してきました。このような経歴を背景に、ゼンデスクでも日本市場における成長を目指します。
ゼンデスクは2013年に日本市場に参入し、その後着実に事業を拡大しています。現在、営業、コンサルティング、カスタマーサクセスを含む約80名のチームが、日本国内の様々な業界へサービスを提供しています。最近ではエージェンティックAI技術を駆使した新たなサービスも発表し、企業の業務効率化とAIによる対応自動化を推進しています。
「CXトレンドレポート2025」によると、日本の消費者の71%が、今後2年以内に企業とのやり取りにAIアシスタントを使用することを考えている一方で、企業側では59%しかその準備ができていないことが示されています。このギャップを埋めるための取り組みが、森氏のリーダーシップのもとで進められる予定です。
森 太郎氏のコメント
森氏は、「ゼンデスクで新たな挑戦ができる喜びを感じています。AIを活用したサービスソリューションの分野において、ゼンデスクはすでに日本の多くの企業と連携しており、顧客体験を向上させることで成長を支援しています」と述べています。
また、「人手不足が深刻な日本企業において、AIを活用したサービスが生産性向上に大きく寄与する可能性があると考えています。ゼンデスクの顧客基盤とパートナーネットワークは、今後のさらなる成長を後押しする土台となるでしょう」と今後の展望についても触れました。
海外の視点
ゼンデスクのアジアパシフィック担当シニアヴァイスプレジデント、ミッチ・ヤング氏も森氏の日本法人での就任を喜ばしいものとし、「森氏の人事関連ITサービスに関する知見は、特にAIを活用したサービスソリューションの導入を目指す日本企業にとって非常に価値があるでしょう。ゼンデスクが日本で成長を続けるための重要なポイントです」とコメントしています。
ゼンデスクについて
ゼンデスクは、卓越したサービスを享受できる社会を目指しています。自社の「Zendesk Resolution Platform」を通じて、AIエージェントやナレッジグラフなどの先進的なツールを提供し、カスタマーエクスペリエンスの再定義を図っています。また、企業間のシームレスなコミュニケーションを実現しつつ、高い効率性を追求することによって、企業の成長を全面的に支援しています。
詳しい情報は公式サイト(
Zendesk)をご覧ください。