結婚式でトラブル発生!10人に1人が経験、その原因と対策とは?
人生の大きな節目を迎える結婚式。しかし、華やかなイメージとは裏腹に、思わぬトラブルに見舞われるケースも少なくありません。株式会社アシロが運営する離婚問題専門の弁護士検索サイト「ベンナビ離婚」は、18歳以上の挙式経験のある既婚男女2,350人を対象に結婚式でのトラブルに関するアンケート調査を実施しました。
調査結果によると、実に9.2%の人が結婚式でトラブルを経験していることが判明。トラブルの内容や原因、解決方法などを詳しく見ていきましょう。
結婚式でトラブルが発生しやすいのは「結婚式場・プランナー」
アンケートでは、結婚式でトラブルが発生した場合、相手が誰だったかを尋ねました。その結果、最も多かったのは「結婚式場もしくはプランナー」で、全体の42.4%を占めました。
具体的なトラブルの内容としては、「式場の対応が悪い」「ミスが多い」「見積もりの金額から大幅に金額が上がった」などが挙げられます。
結婚式場とのトラブルは話し合いで解決できるケースも
結婚式場とのトラブルに対処する方法としては、多くの人が「結婚式場(担当プランナーなど)と話し合いをした」と回答しました。しかし、トラブルが解決できたと回答した人は36%に留まり、60%の人は納得できないまま終わっているという結果も出ています。
トラブルを経験した方の声からは、結婚式場側の対応に不満を感じている様子が伺えます。話し合いが難航する場合は、消費者センターなどの公的機関に相談するのも有効な手段です。
結婚式場以外で起こるトラブル例
結婚式場以外で起こるトラブルとしては、以下のような例が挙げられます。
友人関係のトラブル: お互いに交際経験がある共通の友人を招待するかどうかで揉める。
参列者のトラブル: 泥酔した参列者が他の参列者へ暴言を吐く。
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友人代表の挨拶: 友人代表の挨拶が長すぎて、切り上げてもらうのに苦労する。
これらのトラブルは、事前にしっかりと話し合っておくことや、当日は状況に応じて柔軟に対応することが重要です。
結婚式でのトラブルは夫婦関係に影響を与えるのか?
結婚式でトラブルを経験した人に対して、結婚相手との関係性に変化があったかを尋ねたところ、75.6%が「変わらない」と回答しました。一方で、13.4%が「良くなった」と回答するなど、夫婦関係が良好になったという声も聞かれました。
しかし、「悪くなった」「悪くなり、その後離婚した」という回答もそれぞれ9.6%、1.4%ありました。結婚式でのトラブルが夫婦関係に悪影響を与えてしまうケースも存在することを忘れてはいけません。
まとめ
今回のアンケート調査では、結婚式でトラブルが発生する可能性は決して低くないことがわかりました。トラブルを回避するためには、事前にしっかりと準備をすること、そして、万が一トラブルが発生した場合でも冷静に対応することが大切です。
「ベンナビ離婚」では、今後もこのような調査を通じて、離婚問題や男女問題に悩む人が納得できる選択ができるように、有益な情報を発信していきます。