カリモク家具、上海にてデザインの新たな可能性を探る
カリモク家具株式会社が、2025年6月4日から7日までの4日間にわたり、中国・上海で開催される「デザイン上海2025」に出展することが決定しました。中国法人の上海可丽木酷家具有限公司の董事長である加藤信氏は、この展示会において、ブランドの新たなコンセプト「空間から考える家具」をもとにしたプロダクト群を紹介します。
出展の背景とテーマ
今年の出展は、カリモク家具にとって3回目の出展となり、昨年4月にイタリアで行われたミラノサローネでの成功を受けてのものです。上海では最新のチェア「CASE 11 Logy Taipei」など、ブランドを代表するプロダクトが披露されます。特に注目されるのは、「A Sense of Serenity」というテーマで、ラウンジやダイニングスペース、さらにはパーソナルワークスペースなど、さまざまなシーンに合わせた家具の配置です。
空間デザインと素材へのこだわり
展示予定の空間は、緻密に構成されたダークトーンのカラーパレットによってまとめられ、ミッドセンチュリーを意識したインテリアデザインが施されます。このデザインは、来場者に対してまるで隠れ家に足を踏み入れたかのような落ち着きや安らぎを与えることを目的としています。また、素材への豊かな表現も強調されており、時間に左右されない美しさを追求する姿勢が垣間見えます。
開催概要
「デザイン上海2025」の概要は以下の通りです:
- - 日程:2025年6月4日(水)〜7日(土)
- - 時程:
- 4日(水)12:00~21:00
- 5日(木)10:00~18:00
- 6日(金)10:00~18:00
- 7日(土)10:00~17:00
- - 会場:Hall1 1F35, 上海ワールドエキスポ展示会 & コンベンションセンター
- - Webサイト:デザイン上海公式サイト
カリモク家具の理念
カリモク家具は1940年に創業され、木製品加工業を経て1960年代から自社製の木製家具の販売を開始しました。「100歳の木を使うなら、その年輪にふさわしい家具をつくりたい」というモットーのもと、高度な機械加工と職人技術を融合させたハイテク & ハイタッチでの家具作りを実践。安心・安全、環境への配慮がなされた製品として、(一社)日本家具産業振興会の認定基準を満たしています。
カリモクのデザイン哲学や特色を感じることができる「デザイン上海2025」は、仮想空間での試みではなく、実際に体験できるまたとない機会です。来場者は、カリモクの新たな魅力を直接体感し、心を満たすデザインに触れることができるでしょう。
さらに詳しい内容は、
カリモクの公式ホームページをご覧ください。