フジテックの「ビッグステップ」がGOOD FACTORY賞受賞
フジテック株式会社(本社:滋賀県彦根市、社長:原田政佳)が、兵庫県豊岡市に位置するエスカレータ開発・生産拠点「ビッグステップ」が、2025年(第13回)GOOD FACTORY賞で「ファクトリーマネジメント賞」を受賞したことを発表しました。この受賞はフジテックにとって初めての成果であり、兵庫県内の工場としても初の栄誉となります。
GOOD FACTORY賞の意義
GOOD FACTORY賞は地域との結びつきや、従業員との協力を重視しながら工場全体の改善と強化を図るための表彰制度です。製造業界での成功事例をモデルとして、特に生産性向上や品質向上に寄与するプロセスや制度が評価されています。この賞を受賞することで、フジテックは日本製造業の模範としての役割を担うこととなります。
今回の受賞ポイント
「ファクトリーマネジメント賞」の受賞にあたり、審査委員は以下のポイントを重視しました。
1. 事業戦略および地域特性に基づいた体系的な改革を進めていること
2. 顧客の要望を徹底的に実現する姿勢や、自発的な文化の構築に挑戦していること
3. 安全性や品質を重視した活動を維持し続けていること
4. 環境負荷軽減に向けた地域連携やサステナブルな取り組みがあること
これらの評価が、フジテックの生産拠点における優れた工場運営の証となります。
エスカレーター事業の展望
フジテックは、エレベーター、エスカレーター、動く歩道の専業メーカーとして世界中で著名です。1948年に設立されて以来、自社での研究開発から製造、販売、据付、保守、リニューアルまで、一貫して行っています。現在、世界24の国と地域において、安全で快適な移動空間を提案し続けています。
受賞の影響として、企業の信頼性やブランド価値の向上が期待されるほか、今後の環境問題への取り組みや地域貢献がさらに推進されることが予想されます。フジテックの行動指針として、従業員が自らの役割をしっかりと認識し、地域貢献を果たすための強い意識が根付いていることも、今回の受賞につながった重要な要素です。
まとめ
「ビッグステップ」の受賞は、エスカレーター業界においても新たなスタンダードとなる可能性を秘めており、今後の業務展開にも注目が集まります。フジテックとしては、この受賞を契機にさらなる発展を期待し、持続可能な未来へ向けて歩んでいくことでしょう。
公式ウェブサイトでも、フジテックの活動や受賞に関する情報が公開されていますので、ぜひチェックしてみてください。