株式会社サンゲツは、廃番のカーテンや壁紙を利用して新しいアートフラワーのプロジェクト「Lovēco × sangetsu」を開始しました。これは、インテリア資材に新たな命を吹き込む取り組みで、廃棄されるはずだった素材をアートフラワーとして生まれ変わらせることで、資源の有効活用と持続可能なライフスタイルを提案します。
サンゲツは愛知県名古屋市に本社を置く企業で、インテリア分野において高品質なカーテンや壁紙を提供しています。今回のプロジェクトでは、株式会社スペディーレと連携し、「Lovēco」の名称で展開するアートフラワーを共同で開発。それぞれのブランドが持つ理念を融合させ、環境に優しく、デザイン性の高い商品を作り出すことを目指しています。
「Lovēco」は、スペディーレの職人が丁寧に手をかけて作るアートフラワーで、「愛(Love)」と「環境(Eco)」をテーマにしています。彼らは、アパレル製造時に生じる残布や規格外品を活用し、持続可能な素材を選んで製造しています。一方でサンゲツは、新デザインの登場に伴い廃番となる資材を抱える課題を持っていました。このような背景から、両社は協力し、オリジナルなアートフラワーを立ち上げることに至りました。
新しいアートフラワーは、サンゲツ品川ショールームで展示されており、インテリアデザインに新たな風を吹き込む存在です。廃番商品から生まれたアートフラワーは、メンテナンスが不要で、美しさが長持ちするため、家庭やビジネス空間での利用に最適です。サンゲツとスペディーレは、それぞれの強みを活かしつつ、新たな価値を創造するためのプロジェクトを進めています。
加えて、サンゲツの関連会社であるサンゲツヴォーヌのECサイト「WARDROBE sangetsu」では、アートフラワーの販売準備も進行中です。具体的な詳細や商品のラインアップ、販売開始時期については公式サイトでの発表を待つ必要があります。
展覧会の場所は東京都港区に位置するサンゲツ品川ショールームです。このショールームでは、最新のインテリアに関する情報や、独自のデザイン展示を見ることができますので、ぜひ足を運んでみてください。サンゲツの取り組みは、ただの製品開発を超え、環境問題に貢献することを目指しています。