積水化学工業、Plug and Play Japan Summitで受賞！スタートアップとの連携を強化

積水化学工業、Plug and Play Japan Summitで二冠の栄誉

2022年の冬・春に開催されたPlug and Play Japan Summitにて、積水化学工業が栄誉ある2つの賞を受賞しました。「Startup Friendly Award」と「Ecosystem Builder Award」がその内容です。どちらの賞も、スタートアップとの関係構築やイノベーションを促進する姿勢が評価され、業界内外からの注目を浴びています。

Startup Friendly Awardとは何か？

「Startup Friendly Award」は、Plug and Play JapanのWinter/Spring 2022 Batchでの採択スタートアップによる投票で選出されるもので、特に「話を進めやすい企業」としての評価を受けた企業が表彰されます。この賞を受けたということは、積水化学工業がスタートアップとのコミュニケーションにおいて効果的なパートナーシップを築いている証です。

Ecosystem Builder Awardに込められた期待

一方で「Ecosystem Builder Award」は、Plug and Play Japanのイノベーションエコシステムの形成に寄与した企業や個人に贈られる賞です。積水化学工業の受賞は、同社がビジネスの枠を超え、さまざまなイノベーションを生み出す存在であることを示しています。

スタートアップとの関係構築

積水化学工業は、2021年6月にPlug and Play Japanとのパートナーシップ契約を結び、新材料分野でのオープンイノベーションを目指し、スタートアップ企業との連携を加速させています。この取り組みは、将来的なビジネスモデルの革新や新たな市場機会の創出を見据えたものです。企画から実行までの幅広いサポートを通じて、スタートアップ企業の技術力やアイデアを活用し、自社の成長戦略に結びつけることを目指しています。

受賞者の声

受賞を果たした積水化学工業の新事業開発部の佐野方敏氏および正部祐季氏は、「スタートアップとの連携は非常に重要なカギ」と語り、今後もより深い協力関係を築いていく意向を示しました。また、Plug and Play Japanの黒田雄太氏も、同社がスタートアップとの面談を通じて多様な意見交換を行ってきたことが、受賞に繋がったと評価しています。

未来へ向けたビジョン

積水化学工業は、長期ビジョンである「Vision 2030」を掲げています。サステナブルな社会の実現を目指し、社会課題の解決へ貢献するために、革新と創造を戦略の中心に据えています。このビジョンは、単なる数値目標にとどまらず、企業としての社会的責任を果たすための道筋を示しています。

Plug and Play Japanとの連携を通じて、積水化学工業は新たなビジネスの創出と持続可能な社会への貢献を拓くことに期待を寄せています。