ファミリーマートが開催！酪農学ぶ冬休みイベントの魅力とは

体験型イベントで酪農を楽しく学ぶ

2025年12月8日、東京都北区のファミリーマート田端一丁目店で、株式会社ファミリーマートと全国農業協同組合連合会（JA全農）によるコラボレーションイベントが開催されました。このイベントは、農林水産省と一般社団法人Jミルクが主導する「牛乳でスマイルプロジェクト」の一環で、冬休みの期間に子どもたちが楽しく酪農について学ぶことを目的としています。

多彩な体験が詰まったプログラム

このイベントでは、参加者たちが酪農について五感で学ぶことができる多彩なプログラムが用意されていました。特に注目されたのが、VR（バーチャル・リアリティ）技術を利用した牧場体験です。子どもたちはVRゴーグルを装着し、360度見渡せる映像を通じて、牛の乳しぼりや牛舎の掃除など、リアルな酪農の世界を体験しました。ゲーム形式で進行するため、成果に応じて金銀銅のメダルが贈られ、楽しみながら競争心も育まれました。

音クイズで酪農の音を知る

また、酪農の現場で聞こえる様々な音をクイズ形式で学ぶ「牧場の音クイズ」も実施されました。牛の鳴き声や餌を食べる音、トラクターの音など、多様な音を聞き分けることで、子どもたちは酪農の一日を視覚と聴覚から体験しました。音に合わせて何をしているのかを考えることで、酪農の知識が自然と身に付きます。

ファミマでの職業体験

さらに、子どもたちはファミリーマートでのレジ打ちや商品陳列体験を通じて、実際の店舗運営に触れる機会もありました。こどもたちは自分の手で商品を並べたり、レジを打ったりしながら、楽しさとともに責任感も学びました。食事の際には、他の参加者たちとの会話が弾み、体験の感想を語り合う姿も見られました。全体的に、楽しい雰囲気の中で多くの交流が生まれたようです。

感想の声が続々

参加者からは、以下のような感想が寄せられました。

- 「小学2年生の娘と参加しましたが、レジ打ち体験を特に楽しんでいました！VR体験では家にVR機器を買ってほしいと言われました。」
- 「商業体験ができたのは素晴らしい思い出です。牛乳ができる過程も学べて、大変良かったです。」
- 「子どもたちが楽しく過ごせて、ストレスのない進行で安心しました。」

最後のサプライズ

イベントの最後には、参加した子どもたちと家族へ「ファミマの牛乳 500ml」がお土産として贈られ、温かな締めくくりとなりました。酪農について学ぶだけでなく、地域とのつながりを感じられるイベントに仕上がっていました。

まとめ

このファミリーマートとJA全農のコラボイベントは、ただの学びの場ではなく、親子で楽しむことができる貴重な体験の場でもありました。酪農の知識を深めるだけでなく、地域交流や食の大切さを感じることができたこのイベントは、今後も多くの店舗で実施予定です。若い世代に酪農を身近に感じてもらえるこの取り組みは、確実に未来の食文化を支える一助となるでしょう。