ポニーキャニオンがデータドリブンでエンゲージメントを革新した全貌

株式会社ポニーキャニオンは、社外の人事専門家との連携を強化し、エンゲージメント施策の革新を実現しました。この取り組みは、エンターテインメント業界において大きな影響を及ぼす可能性を秘めています。特に、データ分析を駆使したアプローチにより、施策の改善と社内の意識改革が進行しました。

活用の背景

ポニーキャニオンでは、2019年頃から従業員エンゲージメントの向上を経営戦略の重要な柱として位置づけてきました。自社主導で数年間の施策運用を続ける中で、従来のやり方では限界を感じ、外部の専門家の知見を取り入れることが不可欠だと判断しました。この決断は、組織の活性化を目指す上での重要なターニングポイントとなりました。

成果とポイント

コーナーと名付けられた人事プロフェッショナルブティックと連携することで、ポニーキャニオンはエンゲージメント施策の再設計を行い、実行支援を受けました。このプロセスは、データ分析や戦略の立案から実行に至るまで、一貫してサポートされるものでした。外部と社内の人事部門の役割分担を明確にすることで、施策の実行力が向上しました。

さらに、上位層の意識が変化したことで、エンゲージメントが事業計画や育成方針に自然に組み込まれるようになりました。データに基づくレポーティングや示唆提案を通じて、経営陣がエンゲージメントを重視する姿勢が加速したのです。

実施からわずか1年での成果

驚くべきことに、このエンゲージメント施策の刷新はわずか1年足らずで実現されました。外部のプロ人事が柔軟にPDCAサイクルを回し、社内でも積極的に巻き込むような形で進行しました。このようにして、現場に根差した施策が推進される土壌が整えられました。

専門家のお話

この取り組みの詳細について、ポニーキャニオン人事総務本部の本部長である小榑洋史氏や、コーナーのパラレルワーカーとして活躍する佐藤氏、宮川氏から直接お話を伺いました。彼らの見解や経験は、エンゲージメント向上のための具体的なアプローチや成功事例を理解する上で非常に有用です。

株式会社コーナーについて

株式会社コーナーは、2016年に設立され、特に人事やESG領域に特化した課題解決を行うプロフェッショナルブティックです。彼らのパーパスは「人事を変え、組織を変え、世界を変える」で、これまでに1万人以上のパラレルワーカーが登録しています。コーナーは、企業と即戦力となる人材をつなげ、実際のプロジェクトにおいて伴走支援を行っています。