APRESIA Systems、Infinera ICE-Xコヒーレントプラガブル導入でアクセスネットワークソリューションを強化

APRESIA Systems、Infinera ICE-Xコヒーレントプラガブル導入でアクセスネットワークソリューションを強化



ネットワークインフラソリューションを提供するAPRESIA Systems株式会社(以下、「APRESIA」)は、InfineraのソフトウェアプログラマブルICE-Xコヒーレントプラガブルを自社の製品ポートフォリオに統合することで、アクセスネットワークソリューションを強化すると発表しました。

InfineraのICE-Xコヒーレントプラガブルは、APRESIAのレイヤー2/3スイッチングおよび光伝送製品と連携することで、高速光サービスの提供や設備投資・運用コストの削減、ファイバー資産の利用率の最大化など、顧客への価値向上を実現します。

APRESIAは、Infineraの再販パートナーであり、Open XR Optics Forumのメンバーとして、InfineraのICE-XプラガブルのXRオプティクス対応機能を活用することで、より幅広いアクセスネットワークアプリケーションに対応しています。

今回の統合により、APRESIAはまず高速ポイントツーポイントおよび100G一芯双方向トランスポートアプリケーションをターゲットとし、InfineraのICE-X独自のデジタルサブキャリア技術を使用して、コスト効率よく高速光サービスの範囲を拡張する機能をテレコムサービスプロバイダーおよびケーブルオペレーターに提供します。

さらに、APRESIAは、ICE-Xアプリケーションのサポートをポイントツーマルチポイント機能にまで拡張する計画です。これにより、ネットワーク効率が大幅に向上し、設備投資と運用コストを最大70%削減できると期待されています。

APRESIA Systems 営業本部副本部長の綿引健太氏は、「ネットワークエッジの容量に対する需要の高まりにより、速度、柔軟性、効率性に最適化された革新的なアクセスソリューションの必要性が高まっています。InfineraのICE-Xプラガブルを当社のネットワークデバイスポートフォリオに統合することで、サービスプロバイダー、データセンター、クラウド、ケーブルオペレーターのお客様に、ネットワークの拡張に合わせてアクセスとエッジ接続の新しいアプローチを提供できるようになります」と述べています。

InfineraのAPACセールス担当シニアバイスプレジデントのライアンペレラ氏は、「APRESIAは、高性能アクセスネットワークソリューションを提供してきた実績があり、日本のサービスプロバイダー、データセンターオペレーター、ケーブルオペレーターがネットワークエッジでの新たなトラフィック需要に直面している中、理想的なパートナーです。APRESIAの製品ポートフォリオに当社のICE-Xプラガブルスイートが加わることで、これらのお客様に新たな価値がもたらされるでしょう」と述べています。

InfineraとAPRESIAは、2024年7月3日から4日に奈良で開催されるJANOG 54カンファレンスで共同ソリューションを紹介する予定です。

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。