2026年のひとり暮らしと結婚観の調査結果
株式会社エイブルホールディングスが運営する「ひとぐら」が実施した「ひとり暮らしの結婚意識調査2026」では、ひとり暮らしをする未婚の男女がどのように結婚を考えているのか、その意識の違いを明らかにするための調査が行われました。
調査概要
この調査は2026年10月に行われ、20歳から49歳までの未婚のひとり暮らしをしている男女1,214名が対象になっています。最終的な有効回答数は1,082名で、男女比は男性514名、女性568名となりました。今年の調査では、次のような2つの主要なテーマが挙げられます。
1. 将来的な結婚に対する意識
2. 結婚が不要だと考える理由
将来的な結婚意識
調査結果によると、男女で結婚に対する意識の差がはっきりと表れました。女性は「良い人がいれば結婚したい」と考えている人が40.8%おり、加えて「絶対に結婚したい」と答えた人数は12.7%に上ります。つまり、女性の過半数が結婚に期待を持っている一方、男性ではこの割合が35.2%にとどまる一方で、46.8%は「良い人がいても結婚は必須ではない」と考えていることが分かりました。特に、20代男性においては「絶対に結婚したい」と答えた人が53.2%と最も高い傾向にある一方、40代女性の同じ回答は4.2%に過ぎません。これは、世代ごとの結婚に対する意識の違いを浮き彫りにしています。
結婚したい理由
結婚を希望する理由でも、男女の違いが顕著に現れました。男性が最も重視しているのは「料理や掃除などの生活の向上」で、68.4%がこれを理由に挙げています。一方の女性は「経済的な安心」を72.4%で1位に選び、生活費の助け合いや将来的な金銭的安定を重視する様子が伺えます。また、「誰かと一緒に過ごしたい」という理由は、男女ともに高い割合を占めており、女性69.2%、男性56.7%という結果となりました。このことから、ひとり暮らしがもたらす孤独感を減少させ、心のつながりを求める傾向が強いことが分かります。
結婚が必要ない理由
一方で、結婚が必要ないと考える理由でも意見が割れました。女性の55.3%が「自分の生活リズムを乱されたくない」とする中、男性も58.4%が「自由な時間を失いたくない」と答えています。女性は妥当な相手がいないことを理由に挙げる傾向(42.3%)がある一方、男性は結婚相手探しに疲れることや、その労力が面倒という意見が多かったです。男性の47.3%が恋愛を探すことが疲れると答え、彼らは結婚よりもひとりの快適さを重視する傾向にあることが分かりました。
結婚後のライフスタイル
調査では、結婚後の生活では「パートナーと同居」を希望する人の割合も高く、女性では81.8%、男性では75.6%となっています。しかし、居住スタイルに対する考え方には男女差があり、女性は自分専用の部屋を求める傾向が強い(68.1%)のに対し、男性は1LDKであっても良いと考える人も多いことが分かりました。
結びに
昨年と比較しても、結婚にポジティブな意見が増えたことは大きな特徴です。「ひとりで過ごす時間」を重視する男女の意識が高まったことも、現代の結婚観を反映していると言えるでしょう。今後もこの調査を通じて、ひとり暮らしと結婚の形、そしてそれを支えるライフスタイルについての理解を深めていくことが必要です。ひとりぐらし研究所は、ひとり暮らしをさらなる安心で快適なものにするための取り組みを続けていきます。