老いと死を考える
2024-10-03 12:43:10

老いと死を考える:笹川保健財団がオンライン講座を開催

老いと死を考えるオンライン講座



2024年10月17日、笹川保健財団は「共に老いる中で『死』をどう考えるか」というテーマで、全6回のオンライン講座を開始します。これは人々が老いと向き合い、その中で「死」について考える機会を提供することが目的です。この講座では、専門家たちが終末期の患者やその家族、さらにはケアを提供する人々に向けて心理的、倫理的、社会的な視点から多角的にアプローチを探ります。

カリキュラムの概要



講座は毎週木曜日の18時から19時に開催され、参加者は全6回のセッションに参加することができます。それぞれの講座では異なるテーマが取り上げられ、参加者が日本人の死生観を深く理解するための手助けをします。

  • - 10月17日:橳島次郎氏による「死ぬまでと死んだ後のケア」
  • - 10月24日:会田薫子氏による「エンドオブライフ・ケアについて」
  • - 11月7日:再度会田薫子氏による「長寿時代の臨床死生学」
  • - 11月14日:髙橋愛海氏によるテーマ未発表の講座
  • - 12月12日:橳島次郎氏による「人生最終段階への関わり方」
  • - 12月19日:森下直貴氏による「人生100年時代の生と死」

この一連の講座は、特に看護師や医師、介護関係者に向けて設計されていますが、一般の方々も参加可能です。普段なかなか意識しない「死」というテーマを考える良い機会になります。

講座の背景と目的



笹川保健財団は、特に在宅医療および訪問看護に従事する医療従事者が直面するさまざまな課題に取り組むために、これまでも多くの公開講座を企画してきました。今回の講座も、専門家によるわかりやすい解説を通じて、多くの方々に「死」とその周辺についての理解を深めることを目指しています。

詳細・参加登録方法



参加を希望される方は、事前に登録が必要です。参加者は全てオンラインでの参加となりますので、自宅などから気軽に参加できます。詳細な登録方法については、笹川保健財団の公式ウェブサイトをご覧ください。講座の日程や講師のプロフィールもここから確認できます。

笹川保健財団の活動について



笹川保健財団は1974年に設立され、以来、ハンセン病対策や地域健康の推進に尽力してきました。「すべての人々に、よりよき健康と尊厳を」という理念のもと、国内外で幅広い保健活動を展開しています。今回の講座は、その一環として企画されたものです。

この講座は「死」という避けがたいテーマについて考える貴重な機会です。ぜひ多くの方々にご参加いただき、共に老いる社会の中での「死」に対する理解を深めていただきたいと思います。


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会社情報

会社名
公益財団法人笹川保健財団
住所
東京都港区赤坂1-2-2日本財団ビル5F
電話番号
03-6229-5377

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