岡山大学グリークラブ、初の金賞受賞！中国合唱コンクールでの快挙を振り返る

岡山大学グリークラブ、初の金賞受賞！

2024年9月21日、岡山大学のグリークラブが島根県民会館で開催された「第63回中国合唱コンクール」に出場し、見事金賞を獲得しました。この成果は、発足以来初の快挙とも言えるものです。

同コンクールへの出場権は、8月11日に行われた「第77回岡山県合唱コンクール」でもたらされました。この時、上位2団体に与えられる出場権を得たグリークラブは、課題曲「七里浜」と自由曲「相聞Ⅱ/夢の世に」を披露。ここで金賞、そして1位を獲得したことにより、名誉ある中国大会への出場が決まりました。

正指揮者を務めた永井宏樹さん（教育学部3年）は、この度の中国合唱コンクールでの体験についてこう振り返ります。「全国大会への切符は逃しましたが、金賞をいただき、私たちの成長を実感できる機会となりました」と、その喜びを表現しています。

さらに、今年の出場は新たな挑戦であったため、チーム全員が一丸となって練習に取り組みました。「合唱経験や学部・学年が異なる仲間たちが一緒に素晴らしい音楽を作り上げられた」という夢を描きつつも、何度も繰り返される練習には並々ならぬ忍耐力が必要でした。

その過程では、曲章の解釈や他パートの歌唱を通して、さまざまな練習方法を試しましたが、全てが順調に運ぶわけではありませんでした。それでも、仲間たちが粘り強く練習に参加してくれたおかげで、今回の結果を手にすることができました。永井さんは仲間に対して感謝の意を表し、「来年1月18日の定期演奏会では世代交代を迎え、この道をさらに踏み固めていきたい」という未来への希望を語りました。

このように日々練習を重ねているグリークラブが、いつか全国大会への道を開くことができるよう期待したいところです。岡山大学の研究や教育活動にも注目が集まっており、今後の取り組みにも大いに期待が寄せられています。

次回の発表に向けて、さらに進化を続ける岡山大学グリークラブから目が離せません！