proovyが新機能を追加
株式会社Recept(東京都渋谷区)は、同社の提供するアプリ「proovy」において、デジタル証明書の受け取り状況を確認できる機能を新たに開始しました。この機能は、特に教育機関や資格発行団体に向けて設計されています。
VC(Verifiable Credentials)の重要性
最近、デジタル証明書の管理が重要視される中で、「VC(Verifiable Credentials)」という概念が広がりつつあります。これは、個人のアイデンティティや属性をデジタルで管理・証明するための技術で、モバイル運転免許証やワクチン接種証明書などにも応用されています。ユーザーが保有するVCを提示することで、第三者に自身の属性を簡単に証明することができるのです。
新機能の背景
今回の受け取り状況確認機能は、事業者側からの要望に基づいて実装されました。教育機関や資格発行団体からは、「受け取りが行われていないユーザーの情報をシステム内で確認できないか」という声が多く寄せられていたのです。これにより、事業者は発行したデジタル証明書の受け取り状況を一目で把握できるようになり、業務の効率化が期待されます。
proovyの特徴
proovyは、DID/VC技術を用いたウォレットベースのデジタル証明書を提供する国内で唯一のサービスです。この技術は、非常に安全かつ効果的にデジタル証明書を管理することができます。株式会社Receptは、アジアで2社目となるEBSIの国際認証を取得しており、商用サービスで国内初となるデータの選択的開示機能の提供も実現しています。
このように、proovyはユーザーの声をもとに、常に新たな機能追加やアップデートを行い、利便性の向上に努めています。
まとめ
株式会社Receptの「proovy」は、革新的なDID/VC技術を利用したデジタル証明書管理ポータルを提供し、受取状況確認機能の追加により、事業者にさらなる利便性をもたらします。今後も、ユーザーのニーズに応じて、さらなる進化を遂げていくことでしょう。詳細に関しては、公式ウェブサイトまたは事業者向けページでの問い合わせをお勧めします。