医療業界向け業務効率化アプリ「Stacks」の登場
2019年7月17日から19日まで、東京ビッグサイトで開催された
国際モダンホスピタルショウ2019 では、株式会社バサラが新たに開発した
紙帳票電子化アプリ『Stacks』 が発表されました。このアプリは、医療業界に特化した問診票の電子化を目指しており、来場者は多くの体験デモを通じてその魅力を実感しています。
「Stacks」の概要
『Stacks』は、株式会社ワコムの協力のもと開発されたアプリケーションで、
Bamboo Slateというスマートパッドを活用しています。これにより、紙に記入した内容をその場で電子化することが可能になり、業務フローを変更せずに効率化を図ることができます。これまで紙帳票を使用してきた医療機関にとって、再入力の手間や用紙の保管コストの削減は大きな利点です。
「Stacks」の特長の一つは、手書きの文字をテキストに変換して保存できる点です。この機能により、入力したデータはCSV形式に変換され、他のシステムとも容易に連携できるため、業務の円滑化が期待されます。これにより、医療従事者の負担も軽減され、患者へのサービス向上につながります。
電子化体験が可能
ブース内のデモでは、実際の医療業務においてどのように『Stacks』が活用されるのかが紹介されており、参加者は手書きで入力した帳票が瞬時に電子化される様子を目の当たりにすることができます。この体験を通じて、多くの医療機関がこのアプリの導入を前向きに検討するきっかけとなるでしょう。
今後の展望
バサラは『Stacks』の販売を2019年7月より開始し、今後は医療や介護だけに留まらず、運輸、製造業、地方自治体など多様な業種への導入を目指しています。これにより、さまざまな業界で業務効率を向上させる大きな可能性を秘めています。
製品詳細
- - 名称: 『Stacks』
- - 動作環境: Microsoft Windows 10(バージョン1803以降)
- - 必要機器: Bamboo Slate large, Bamboo Slate Attachment
- - 価格: オープン価格
- - 詳細はこちら: Stacks公式サイト
会社紹介
株式会社バサラは、2000年に設立され、主にソフトウェア開発やグラフィックデザイン、音楽制作を手掛けています。特に近年では、仮想空間サービスの開発にも注力しており、さまざまな最新技術を駆使して業務サービスの品質向上を図っています。
『Stacks』の登場により、医療業務がさらに効率化される未来が期待されます。参加者たちは、その画期的な技術を体験し、業務改善に向けた具体的な策を見つける機会を得ることでしょう。