就活生の働き方
2019-02-21 15:00:59
就活生の「働き方意識調査」成果から見える今のニーズとは
就活生の「働き方」意識調査結果のインサイト
平成最後の就活生が「適職」以上に重視するのは、結局のところその「職場」なのかもしれません。最近発表された2020年卒向けの働き方意識調査の結果は、企業選びや働き方への意識の変化を反映しています。
魅力を感じる企業の条件
調査によると、企業選びでの人気条件は「社内の雰囲気」が3年連続で第1位。これに対し、「成長できる環境」や「将来性」といった指標は下落傾向にあります。一方で「給与が良い」や「完全週休二日制」といった具体的な働きやすさを重視する傾向が見えるのは興味深い点です。学生たちは、会社での働き方そのものに対する魅力を求めているようです。
働き方に関する関心事項
この調査から注目すべきもう一つの点は、働く社員の様子に対する関心の高まりです。67%の学生が「どのような社員が働いているか」を重視しており、従来のように「時間外労働やサービス残業」の有無を気にする傾向は徐々に薄れています。この傾向には、働き方改革が影響していると思われます。
転職に対する意識の変化
転職に対する意識も変化しています。「転職はあり」と考える学生は71.8%で、前年に比べ10ポイントも増加しました。多くの学生が、キャリアの流動性を意識し、必要に応じて転職を考えることが普通になっているようです。
入社後の期待と働き方改革
入社後の活躍や評価については、「やりたいこと」以上に「評価されたい」とする意見が多い結果になりました。加えて、約7割の学生が「働き方改革に期待している」と答えていますが、一方で「変わらない」という意見も多く、期待と現実とのギャップがあることも忘れてはいけません。
結婚後や子育て時の働き方について
結婚後に「働きたい」と回答した学生は85.4%という圧倒的多数を占めています。また、子どもを養育する場合でも77.8%の学生が「働きたい」と回答。このことは、共働きが定着しつつある現代において、経済的な安定やワークライフバランスを求める意識が高まっていることを示しています。
最後に
この調査結果からは、就活生が求める働き方や職場環境の変化が浮き彫りになりました。働き方に関する意識の変化は、一体どのように企業や社会全体に影響を及ぼすのでしょうか。今後の動向に注目が集まっています。
会社情報
- 会社名
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株式会社i-plug
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