TATSUJINサービスがもたらす不動産業界の新風
株式会社クラスココンサルファームが展開する「TATSUJIN」サービスが、ついに累計約8,000店舗での利用を達成しました。この成績は、日本の不動産業界における必須のサービスとなりつつあることを示しています。代表的な成果の一つは、全国で1,600社以上の企業で導入されているという点です。本記事では、その背景やサービス内容、未来への展望について詳しく解説します。
不動産業界の抱える課題
わが国の不動産業界は、深刻な人手不足や高い離職率といった構造的な課題に直面しています。さらに、古くなった物件による家賃の減少や、空室が増加していく見通しが市場を厳しくしています。このような環境の中で、「特定の社員に依存する属人経営」と呼ばれる経営形態が最大のリスクとなっています。クラスコは、この問題を解決すべく、「学習・実践・評価・改善」のノウハウを体系化し、成果を出せる仕組みを提供しています。
TATSUJINサービスの3つの柱
1. 人材育成構築支援
TATSUJINの一環として提供される人材育成構築支援が、多くの不動産会社から注目されています。このプログラムは、教育の「標準化・見える化」を実現することを目的としています。具体的には、1,600本を超えるEラーニング「きょういくん」やWEBマニュアルを利用して、新人教育を支援します。加えて、タレントマネジメントシステム「KATSUYAKUN」を活用し、社員の能力に応じた育成計画や評価制度を整えることで、属人性を排除します。これにより、高い成果を再現することが可能となります。
2. ブランディング支援
不動産企業は、自社の強みを適切に伝えられない状況が多く、魅力的な採用活動を行うためのブランディングが欠如しています。クラスコの提供するブランディング支援サービスでは、ロゴ制作、MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)の策定、店舗のデザインなどを含む包括的なサポートが行われます。この取り組みにより、企業の認知度や付加価値が向上し、選ばれる会社へと成長することが可能です。
3. AI・DXによる生産性向上
業務の効率化に向けた取り組みもTATSUJINの大きな特徴です。多くのスタッフが日常業務に追われる不動産業界において、クラスコではAIとGoogle Workspaceを活用して業務再設計を行っています。この施策により、業務の定型化を進め、年間約4,478時間の業務効率化を実現しました。これによって、オーナーへの高付加価値な提案やコンサルティングに充てる時間が創出され、優れたサービス提供が叶います。
クラスコの未来に向けた展望
代表取締役社長の小村典弘氏は、TATSUJINサービスがもたらす数々の成果に自信を持っています。彼は「私たちが目指すのは、特定の社員の経験や判断基準を組織の資産として構造化し、人が変わっても成果が出る仕組みを確立すること」と強調しています。これにより、不動産業が単なる仲介・管理業務にとどまらず、新たな価値を生み出す創造産業へと進化することが期待されます。
今後もクラスコは、TATSUJINを通じて不動産業界の改革を支援し、多くの企業とともに成長していく姿勢を貫きます。さらに、業界の課題に対する解決策を生み出し、持続可能な経営を実現するために邁進することでしょう。