沖縄の伝統工芸とビジネスレザーの出会い
ビジネスレザーファクトリーが、沖縄の伝統工芸「知花花織」とコラボレーションし、来る2025年4月23日より那覇空港店で限定販売する「Hanaori 名刺入れ」。これは、今回初の伝統工芸とのコラボレーションとして注目を集めています。
知花花織とは?
知花花織は、沖縄市知花地域に根付いて300年以上の歴史を持つ、伝統的な手織り布です。その美しい色合いと幾何学的な模様は、特に祭事や芝居での晴れ着として愛され続け、現在では国の伝統的工芸品に指定されています。職人たちが紡ぎ出す一点物の魅力は、市販されている製品とは異なる、個々の背景や想いをも込められています。
コラボの背景
このコラボレーションは、実はコロナ禍中に那覇空港店がラジオ出演したことから始まりました。その後、ビジネスレザーファクトリーと知花花織事業協同組合の間で約1年半の対話と試作を経て、商品化に至ったのです。
実際に出てくる商品は、両者の想いを反映した美しく機能的な名刺入れ。日常のビジネスシーンで使用するアイテムとして、沖縄の伝統と現代のライフスタイルが融合しています。
Hanaori名刺入れの特徴
「Hanaori 名刺入れ」は、知花花織の象徴的な「ミンサー柄」が中央に施されています。この柄は、花をイメージしたデザインで、祭祀の際に周囲の人々よりも目立つように工夫されて織られています。模様の糸が立体的に浮き出るこの名刺入れは、美しいだけでなく、機能性もしっかり考えられています。
展開されるカラーは4種で、ネイビーは神聖な琉球藍を象徴し、レッドは伝統の継承と未来への願いを込めた色に選ばれています。また、サイズはH7.9cm、W11cm、D1.7cmで約50枚の名刺を収納可能。軽さも魅力で、重量は約50gです。
先代たちの想いを繋ぐ
ビジネスレザーファクトリー那覇空港店の店長、眞榮田琴美さんは、「社会問題解決のためのチャレンジを続けている中で、沖縄の伝統工芸品と共創できることは本当に感謝です」と語ります。沖縄が戦後80年を迎える今年、先祖たちが受け継いできた文化を大切にしで続けていく姿勢が感じられます。
売上の一部は地域貢献に
今回の商品は、売上の一部が沖縄の文化や地域振興に寄与されることが期待されています。知花花織の技術を後世へと受け継ぐ取り組みや地域の女性たちの職業形成を応援する意義も含まれており、名刺入れを手にすることで、ただのビジネスアイテムを超え、沖縄の文化に触れる体験を楽しむことができます。
まとめ
このように、ビジネスレザーファクトリーと知花花織のコラボレーションは、単なる商品の誕生にとどまらず、地域文化の保存と未来へのメッセージを伝えています。「Hanaori 名刺入れ」を手に取ることで、私たちも沖縄の伝統工芸の魅力や背景を知り、新たな価値を感じることができそうです。
☆詳細情報☆
- - 商品名: Hanaori 名刺入れ
- - 販売日: 2025年4月23日(火)
- - 販売場所: ビジネスレザーファクトリー 那覇空港店(数量限定)
- - 価格: 5,990円(税込)
- - サイズ: H7.9cm × W11cm × D1.7cm
全国19店舗を展開するビジネスレザーファクトリーは、これからも地域の文化やお客様との対話を大切にした店舗づくりを進めていく予定です。