コロナ後の日本観光を追求する新たな試み
近年のコロナ禍は、国内外の観光業に大きな影響を与えましたが、今、日本観光の振興に向けて新たなアプローチが進行中です。その一環として、2019年に長野でミュージックビデオを撮影した人気タイアーティストのEARTH PATRAVEEとJANCHANが、新曲“My Everything”を発表しました。このプロジェクトは、東日本旅客鉄道の長野支社の支援を受けて行われており、作品は志賀高原の美しい雪山を舞台に展開されています。
日本への想いを込めた映像
今回のミュージックビデオは、タイの人々の日本への愛情をテーマにし、すべて新たに撮影された映像が使用されています。アーティストたちが直接日本へ渡航して撮影することが難しい状況を踏まえ、アニメーションを挿入することで、可愛らしい表現が加わっています。これにより、視聴者はアーティストの姿を楽しむことができると同時に、日本の美しい風景を満喫できる作品に仕上がりました。
ALIZによる福島の魅力の発信
さらに、4人組のガールズバンドALIZも日本での新しい波を起こしています。彼らは福島を舞台にしたミュージックビデオ「ごめんなさい」を公開しました。撮影場所は福島県内の5つの異なるスポット、あぶくま洞、仙台平、JVILLAGE、鶴ヶ城、大内宿で行われ、地元の観光名所をフィーチャーした内容となっています。
今回の作品では、福島出身の女優・モデル坂口風詩が出演し、彼女の存在感が映像をより引き立てています。アーティスト部分には、長野のMV同様にアニメーションが挿入され、新たな視覚体験を提供しています。このプロジェクトも、タイの著名プロデューサーOPE氏の手がけにより、プロデュースされています。
日本への観光PRの展開
コロナ禍を経て、日本観光の振興に向けた取り組みが徐々に動き出している中、これらのミュージックビデオはその一環として位置付けられています。アーティストたちは、自国の魅力を引き出しつつ、日本の観光地への関心を高める役割を果たしているのです。彼らの音楽を通じて、日本の美しさと文化を再発見する機会を提供し、両国の架け橋となることが期待されています。
なお、これらのミュージックビデオはYouTubeでも公開されていますので、ぜひチェックしてみてください。
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