GRAVELKINGがUCIグラベルワールドシリーズのタイトルスポンサーに
このたび、パナレーサー株式会社が国際自転車競技連合(UCI)との間で、UCIグラベルワールドシリーズのタイトルスポンサー契約を締結しました。この契約は2026年から2028年までの3年間にわたり、グラベルタイヤで知られる「GRAVELKING」がその名を冠するイベントとして、世界中で展開されることになります。
UCIグラベルワールドシリーズとは?
UCIグラベルワールドシリーズは、地域を越えて行われるグラベルレースの国際大会で、数多くのライダーにとって挑戦の場となっています。現在、世界23か国で開催される全33大会を対象とし、プロのエリートからアマチュアまで、幅広い層が参加できる内容となっています。この競技は、未舗装路や小道を駆け抜けるダイナミックなレーシングスタイルが特長で、近年、ますます人気を集めています。
パナレーサーのグラベルキングの歩み
2014年に「GRAVELKING」を初めて市場に投入して以来、パナレーサーはグラベルライド専用のタイヤを開発し、その性能を磨いてきました。これまでにも、米国の「Big Sugar Gravel」や「GRAVEL WORLDS」、アイスランドの「The Rift Gravel」といった国際的なグラベルイベントに協賛し、日本国内では「ニセコグラベル」や国内初の本格的なグラベルレース「GRAVEL CLASSIC YAKURAI」といったイベントの支援を行ってきました。
昨年7月には兵庫県丹波市で「グラベルキングライドin丹波」というファンライドイベントを立ち上げ、今年4月に2回目を開催。多くのライダーに親しまれるイベントとなりました。
期待されるスポンサーシップの効果
この新たなスポンサー契約により、パナレーサーは自社ブランドのさらなる認知向上を図るとともに、製品の信頼性を証明することを目指しています。また、グラベル文化の発展に貢献し、グラベルライダーとの関係を深めることで、製品開発の強化も計画しています。
パナレーサーの社長である大和竜一氏は、「グラベルライドが世界的に盛り上がっている中で、UCIグラベルワールドシリーズに名を連ねることができることを誇りに思います」とコメント。グラベルライダーとの強固な信頼関係を築きながら、進化し続けるタイヤ開発に注力していく意向を示しました。
UCIグラベルワールドシリーズのディレクター、エルウィン・ヴェルヴェッケン氏も、「パナレーサーの高品質なタイヤと革新的な製品開発力が、本大会やグラベルライドをより一層盛り上げることを期待しています」と語っています。
これからのグラベルライド、そしてGRAVELKINGのさらなる発展に目が離せません!
地域情報
パナレーサーの本拠地は兵庫県丹波市にあり、ここから国内外のライダーへ向けた活動を展開しています。グラベル市場の先駆者として期待が高まる中、今後のイベント計画などにも注目が集まります。